60代で一人暮らしするための生活費や賃貸の選び方などポイントを解説!

未婚率の増加や離婚、死別など、さまざまな理由から60代で一人暮らしという人も少なくはありません。

特にこれから一人暮らしをスタートする人には、先々の不安や悩みも多いでしょう。

今回は60代で一人暮らしするための生活費や賃貸の選び方など、いくつかのポイントをご紹介します。

どの知識も知っておいて損はありません!この記事を参考に、快適な一人暮らしをスタートさせましょう。

60代で一人暮らしするための生活費は?

60代だと定年退職し、年金をもらっている人も多い年齢です。

そこで心配になることと言えば、一人暮らしでの生活費ですよね。

まずは、60代で一人暮らしするための生活費についてご紹介しましょう。

平均生活費は約16万円

ここでは総務省がまとめる「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)」をもとに60代に必要な生活費をみていきます。

この調査によると、65歳以上の単身無職世帯の平均生活費は155,495円でした。

そして、内訳は以下の通りです。

食費37,485円26.2%
住居費12,746円8.9%
光熱・水道費14,704円10.3%
家具・家事用品5,956円4.2%
被服及び履物3,150円2.2%
保健医療8,128円5.7%
交通・通信14,625円10.2%
教養娯楽14,473円10.1%
その他(交際費など)31,872円22.3%
非消費支出(税金)12,356円割合に含めない
合計155,495円

この中で最もお金がかかっているのは食費です。

食費は削りすぎると、健康に直結するため節約すれば良いというものではありません。

外食や買いすぎを控え、自炊や計画的な買い物を心がけましょう。

ただし住居費は…

平均生活費は約16万円ですが、注意すべきは住居費が12,746円と格安な点です。

これは高齢者の多くが持ち家ですでにローンが終わっている、または終わりが近いことを意味します。

賃貸の場合は毎月の家賃がかかってくるため、他で調整したり無理のない家賃の部屋を借りるようにしましょう。

60代で一人暮らしするための賃貸の選び方は?

さて次は、60代で一人暮らしするための賃貸の選び方をみてみましょう。

利便性の良いエリア

60代の一人暮らしとなると、徐々に車を手放す人も増えてくると思います。

もし田舎暮らしの場合、非常に不便になりますよね。

そのため、60代以降の高齢者は公共交通機関や自転車、徒歩などで買い物、駅、病院などに通える利便性の良いエリアを選ぶほうが良いでしょう。

よく知った街で引っ越す場合はいいですが、全く知らない街に引っ越す場合は周辺施設を念入りに調べるのがおすすめです。

たとえスーパーが近くても坂道が多いと買い物も一苦労です。

契約前に自分で周辺を回ってみるなど、生活をイメージしながら探すのがポイントです。

マンションまたはアパート

一人暮らしの場合、そこまで大きな部屋は必要ありません。

部屋数が多いと掃除の手間も増えます。

また、階段があると足を滑らせて転げ落ちる心配も出てきます。

特に、1階にトイレ、2階に寝室の場合は夜中の上り下りが手間となり、さらに危険です。

そのため、できればマンションまたはアパートの賃貸を探すことをおすすめします。

マンションやアパートならワンフロアで危険も少ないですよ。

防犯対策

最近では高齢者を狙った強盗など物騒な事件も少なくはありません。

さらに、一人暮らしとなると余計に防犯対策は欠かせません。

防犯カメラやオートロック、モニタ付きインターホンなどのある物件なら安心して暮らせますよ。

物件によっては自費で防犯対策グッズを取り付け可能なところもあります。

不動産会社や管理会社に相談してみましょう。

家賃はできるだけ抑える

また、高齢者になると体力面で働ける時間も限られます。

年金暮らしの人もできるだけ貯金は多く残しておきたいですよね。

そのため、固定費で最も膨らみやすい家賃はできるだけ抑えるように工夫しましょう。

利便性の良いエリアに住むとしても、人気の駅近は外してその隣の駅近物件にするなど、ワンランクダウンさせることで家賃を抑えられます。

自分の外せない条件をしっかり持った上で賃貸物件を選ぶと、納得して一人暮らしを始められますよ。

60代は賃貸の入居審査が厳しい?どうやって探す?

60代で賃貸物件を探す場合、一般的に若い人と比較して賃貸の入居審査が厳しいといわれています。

収入の問題や孤独死の可能性が高いからです。

だからと言って60代では賃貸物件を借りられないという訳ではありません。

ここからは、60代でも入居可能な賃貸物件の探し方をご紹介します。

住宅セーフティネット制度の活用

1つ目は、国の制度である住宅セーフティネット制度を活用することです。

公営住宅をはじめとする自治体に登録された住宅を、住宅確保が難しい人(高齢者、生活保護受給者、外国人、ひとり親など)に貸す制度のことをいいます。

高齢者で賃貸が借りにくい場合でも、安心して借りられるのは嬉しいですよね。

ただし、地域によっては物件数が少ないため、気になった方は各自治体の福祉課などへ問い合わせるようにしてください。

高齢者可の物件を選ぶ

2つ目は、高齢者可の賃貸物件を選ぶことです。

賃貸物件の中には「高齢者相談可」や「高齢者可」「シニア向け」など、高齢者を歓迎しているところも少なくはありません。

そういった物件だと、年齢が理由で入居を断られることはないでしょう。

当サイトでも、高齢者可能な物件を多数用意しています!

大家さんも高齢者の入居には慣れているため、安心です。

地域は東京23区内と限られますが、利便性の良いエリアで尚且つ家賃が抑えられたところばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

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まとめ

今回は60代で一人暮らしするための生活費や賃貸の選び方など、いくつかのポイントをご紹介しました。

60代で一人暮らしするための平均生活費は155,495円です。

賃貸物件を探すポイントは、利便性の良いエリア、マンションまたはアパート、防犯対策、家賃を抑えることです。

また、60代になると入居審査が厳しくなる可能性も考えられます。

もしなかなか入居審査が通らない場合は、住宅セーフティネット制度を活用する、または高齢者可の物件を選ぶようにしましょう。

当サイトでも高齢者可の物件は数多く取り揃えています!

東京23区で賃貸を探している方はぜひ参考にしてくださいね。

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