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近年、結婚観の多様化により、離婚も珍しくなくなりました。
今や3組に1組の夫婦が離婚する時代と言われています。
そうとはいえ、離婚のストレスは計り知れず、しないに越したことはありません。
そこで知りたいのが、夫婦が離婚する理由です。
今回は離婚の原因をランキング形式で、さらに具体例も含めてご紹介します。
なお、本記事で扱う内容は「令和5年度 司法統計年報 家事編」に掲載された離婚調停の申立ての動機を参考にしています。
まずは、離婚の原因ランキング男性編からご紹介しましょう。
5位は「家族親族と折り合いが悪い」で、10.98%が理由として挙げました。
嫁姑のトラブルは、古くから言われている結婚時の悩みです。
よくある例は、姑の嫁いびり、時代錯誤な子育てアドバイス、金銭問題などです。
夫婦には直接関係しない問題ですが、夫が姑の肩を持つことで妻の不満が募り、離婚に至るケースも多いです。
4位は「浪費する」で、11.51%が理由として挙げました。
結婚によって、自宅の購入や子どもの教育費など、独身とは違った家計管理が必要になります。
老後資金なども合わせて考える必要があるこの時代だからこそ、計画性が大切です。
それにも関わらず、家計費を勝手に浪費すれば、信頼関係に大きなヒビが入るでしょう。
よくある例は、高額な買い物を続ける、借金を作るなどです。
3位は「異性関係」で、11.96%が理由として挙げました。
異性関係と聞くと、男性が多いイメージがありますが、女性でも不倫する人はいます。
経済的に自立している夫であれば、妻の不倫に耐えられずに即座に離婚を選ぶ人も多いでしょう。
2位は「精神的虐待をする」で、21.41%が理由として挙げました。
近年では、モラハラと呼ばれることの多い精神的虐待は、性別に関係なく起こります。
本人や配偶者、ともに気づいておらず、他者に愚痴ることで発覚する場合もあります。
女性からのモラハラ具体例は、無視や人格否定、感情的に罵倒する、過剰な束縛などです。
1位は「性格が合わない」で、59.92%が理由として挙げました。
性格の不一致は、離婚の代表的な理由であり、なかなか埋められるものではありません。
結婚前に長く交際していた場合でも、それぞれの家族や親族が絡むと、新しい問題が出てきます。
よくある例は、生活習慣の違い、金銭感覚のズレ、子どもの子育て観の違い、親族との付き合い方、宗教観などです。
次は、離婚の原因ランキング女性編をご紹介します。
5位は「異性関係」で、12.87%が理由として挙げました。
男性のランキングより低いですが、割合としては1%ほど上回っています。
不倫による心の傷は非常に大きく、離婚後もトラウマになる可能性があります。
女性の場合、経済的な側面ですぐに離婚できず、子どもが大人になってから離婚を決意するケースも考えられます。
4位は「暴力を振るう」で、18.51%が理由として挙げました。
男性から女性へのDVは、離婚原因として珍しくありません。
暴力によるDVは最悪の場合、命に関わる重大な問題です。
相談窓口や被害者用のシェルターなど、DV被害者を救う対策が求められます。
3位は「精神的に虐待をする」で、26.12%が理由として挙げました。
男性編でも上位にあった精神的虐待は、女性にとっても深刻です。
男性からのモラハラ具体例は、家計を支えるが故の配偶者を見下した発言、家事に対する暴言、性的な強要、過度な束縛などです。
2位は「生活費を渡さない」で、28.91%が理由として挙げました。
経済的DVとも呼ばれます。
生活費を渡さないだけでなく、無理な節約を強要したり、他の家庭と比較して配偶者を罵倒したり、逆に、家計状態を全く教えない場合も考えられます。
経済的に不利な女性に多い離婚理由です。
1位は「性格が合わない」で、38.02%が理由として挙げました。
性格の不一致は男性でも1位の離婚理由でした。
やはり一つ屋根の下で暮らすには、お互いに価値観が合わないと疲れてしまいます。
だからといって、価値観が全く同じ人はいません。
結婚前に、価値観をすり合わせ、お互いに妥協できるポイントを探すことが大切です。
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今回は離婚の原因をランキング形式で、さらに具体例も含めてご紹介しました。
以下がランキングのまとめです。
男性の離婚理由 | 女性の離婚理由 |
1位 性格が合わない:59.92% | 1位 性格が合わない:38.02% |
2位 精神的虐待をする:21.41% | 2位 生活費を渡さない:28.91% |
3位 異性関係:11.96% | 3位 精神的に虐待をする:28.91% |
4位 浪費する:11.51% | 4位 暴力を振るう:18.51% |
5位 家族親族と折り合いが悪い:10.98% | 5位 異性関係:12.87% |
男女ともに、1位は「性格が合わない」でした。
男性の離婚理由の特徴は、5位に「家族親族と折り合いが悪い」がランクインしている点です。
女性の離婚理由の特徴は、2位、3位、4位とDVに関連した理由が多い点です。
夫婦の形はそれぞれのため、これらに該当しない離婚理由も多く存在します。
離婚したいと思い悩んでいる人は、信頼できる友人や家族、場合によって弁護士に相談しましょう。
一人で抱え込まないことが大切です。
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