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東京都は、多様な子育て支援策を提供しており、育児に必要なサポートを幅広くカバーしています。
幅広い分、「どんな支援が受けられるの?」「より子育て支援が充実しているエリアはどこ?」と悩むことも少なくありません。
そこで今回は、子育て支援の概要や独自のサービスを実施するエリアなど、東京都の子育て支援制度を詳しく紹介します。
子育てしやすいエリアを見分けるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
まずは東京都の子育て支援策を紹介します。
主にどんな支援が受けられるのか、把握していきましょう!
東京都妊産婦等生活援助補助事業は、支援が必要な特定の妊婦が安心して生活できるよう、一時的な住まいや食事の提供などを行う団体の取り組みを支援する制度です。
この事業は、妊娠中や出産後の不安定な時期に、必要な支援を受けられる環境を整えることを目的としています。
「とうきょう子育てスイッチ」は、東京都が運営する子育て情報サイトおよびアプリです。
子育て中の家族に役立つ、さまざまな情報やサポートを提供しています。
主な特徴と機能は以下の通りです。
このように、外出先での施設探しや地域の子育てサポート情報の入手に役立つサービスです。
また、引っ越し先の検討にも活用でき、地域ごとの子育て支援サービスを比較できます。
子ども食堂は、地域の住民や自治体が主体となって、無料または低料金で子どもたちに食事を提供する場所です。
貧困家庭や孤食の子どもたちを支援する目的で2012年に始まり、急速に広がりました。
また、子どもだけでなく年配の方も参加でき、単なる食事を提供する場ではなく、幅広い人達が交流できる居場所にもなっています。
子ども家庭センターは、2024年4月に施行された改正児童福祉法により新設された公的施設です。
対象は子どもや子育て世帯で、医療・福祉・保育・教育など多方面から一体的な支援を行います。
主な業務内容は以下の通りです。
「子育て応援とうきょうパスポート」は、東京都が子育て世帯を支援するために実施している事業です。
都内在住の18歳未満の子どもがいる世帯や妊娠中の方がいる世帯が対象となります。
パスポートを提示すると、協賛店舗でさまざまな特典が受けられます。
たとえば、飲食店や百貨店などで粉ミルクのお湯の提供、おむつ替えスペースの利用、商品の割引などのサービスを受けることが可能です。
パスポートは、デジタル版と紙版の2種類があります。
デジタルパスポートは「とうきょう子育てスイッチ」での登録やアプリのインストールで取得でき、紙パスポートは子育て応援課などで配布されています。
ファミリー・サポート・センターは、東京都の子育て支援サービスの一つで、地域の子育て世帯を支援する仕組みです。
子育ての援助を受けたい「利用会員」と、援助を提供したい「提供会員」が登録し、地域で助け合いながら子育てをサポートします。
主なサービス内容は以下の通りです。
利用料金は、たとえば世田谷区では1時間800円ですが、地域によって違います。
対象年齢も自治体によって異なりますが、多くの場合、生後43日から小学校6年生までとなっています。
東京都の「子育てひろば」は、0〜3歳を中心とした乳幼児とその保護者が一緒に遊び、交流できる場所です。
室内に遊具やおもちゃが用意されていたり、専門スタッフに子育ての悩みを相談できたりします。
東京都内には1,047か所もの子育てひろばがあり、主な設置場所は児童館、公共施設、保育所です。
利用は無料で、予約不要の場合が多いため、気軽に立ち寄れる支援拠点として多くの家庭に利用されています。
東京都の子育て支援として注目されているのが「パパの子育てスタートブック」です。
このデジタルブックは、パートナーの妊娠期から出産後の男性が子育てを楽しむための情報を提供しています。
具体的には、赤ちゃんのお世話の実践方法や、先輩パパ・ママからのアドバイス、著名人インタビュー、How To動画などが含まれています。
他にも、以下のような子育て支援が東京都で実施されています。
支援を必要とする全ての人に行き届くように、安心して子育てができる環境づくりが進められています。
続いて、東京都内で独自の子育て支援を充実させているエリアを紹介します。
子育てしやすい環境を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
世田谷区は、フィンランドの子育て支援制度を参考にした「世田谷版ネウボラ」を導入しています。
また、全国初の「産後ケアセンター」の設置や、託児機能付きのコワーキングスペースの開設など、独自性のある取り組みを行っています。
他に「KODOMOぱくぱく便」という子ども向け配食事業も実施しており、妊娠・出産から子どもの自立までを幅広くサポートしているのが特徴的です。
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港区は、出産費用の助成金算出上限額を81万円に拡大しています。
他にも多子世帯向けのタクシー利用券支給や未就学児の公共交通機関運賃無料化など、具体的な金額で支援を明示しているのもポイントです。
また、出産・子育て応援ギフト券の支給や、ベビーシッター利用料の助成など、多様な支援策を展開しています。
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葛飾区は2023年4月より、区立の小中学校の児童生徒を対象に給食費の完全無償化を実施しています。
また、妊娠をお祝いする「マタニティバス」や「出産・子育て支援応援ギフト」、小学生未満の子ども2人以上を育てる家庭に「三人乗り自転車等購入費助成事業」も実施されています。
多彩な経済的サポートが行われているのが、葛飾区の特徴です。
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杉並区は2018年度から2021年度まで4年連続で待機児童ゼロを達成しています。
認可保育所や小規模保育事業の整備に加え、保育園を申し込んだ家庭に対して空きがある認可外の保育施設を個別に紹介するなど、きめ細かな対応が魅力です。
また、就学前の子どもを養育する家庭に向けて、一時保育や子育て講座などの利用ができる「杉並子育て応援券」を発行しています。
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豊島区は「共働き子育てしやすい街ランキング2023」で東京都内で、トップクラスにランクインしています。
子育てしやすい環境づくりに積極的で、中でも特徴的なのが、小学生の放課後の居場所を提供する取り組み「子どもスキップ」です。
この取り組みにより、子ども同士はもちろん、地域の人との交流も広がっています。
豊島区の新着物件
子育てしやすいエリアを見分けるには、いくつかポイントがあります。
よりよい環境で子育てするために、見分けるポイントを理解しておきましょう。
子育て支援の内容は、子育てしやすいエリアを見分ける重要なポイントです。
経済的なサポートはもちろん、健康面での支援やコミュニティの充実度もチェックしておきましょう。
充実しているエリアは、子育てしやすいですし、精神的・経済的な負担も軽減できます。
治安がいいかどうかも、子育てしやすさに大きく関係してきます。
たとえば、犯罪発生率が低く、ファミリー世帯が多いエリアは治安がいいと考えられます。
また、夜間の明るさや人通りの環境、防犯体制の内容もチェックしておくと安心です。
Web上だけでなく、実際に現地に足を運び、直接確認することをおすすめします。
生活の質や安心感に繋がるポイントが、保育施設の充実度です。
保育施設が充実していると、待機児童が少なかったり、質の高い保育が受けられたりなど、さまざまなメリットが受けられます。
保育施設の数や種類はどれくらいか、入園状況はどうなっているかなど、事前に調べてみましょう。
買い物やアクセスしやすいエリアは、時間と労力をカットし、子育てしやすいといえます。
スーパーやコンビニが徒歩圏内にあったり、子ども用品が充実していたりすると、日常的な買い物に便利です。
また、子育て中は保育園や幼稚園、病院への移動が頻繁にあるため、駅からの距離やバスなどの交通機関の充実度も重要です。
自分たちの希望と擦り合わせて、利便性がいいエリアを探してみてください。
東京都は多様な子育て支援制度を提供しています。
妊産婦への生活援助や子ども食堂、地域での一時預かりサービスなど、幅広い支援が充実しています。
また、都全体の他、独自の子育て支援を実施しているエリアもあるので、充実度によって住む場所を選ぶことも可能です。
支援の内容の他にも、子育てしやすいポイントをチェックして、家族に最適な子育て環境を選んでみてくださいね!
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