一人暮らしの電気代平均額はいくら?節約方法やその他光熱費も気になる!

「一人暮らしを始めたら、電気代が高くてびっくりした!」

「自分の電気代って他と比べてどうなのかな?」

こういった疑問を抱えている方は少なくありません。

電気代は光熱費の中でも高額になりやすく、昨今の光熱費高騰によって、さらに気にかける人が増えています。

今回は一人暮らしの電気代平均額を地域別、季節別にそれぞれご紹介します。

また、節約方法もあわせて解説するため、電気代が高くて困っている方はぜひ参考にしてください!

一人暮らしの電気代平均額はいくら?

早速、一人暮らしの電気代平均額を地域別、季節別にご紹介しましょう。

地域別平均金額

単身者の地域別の電気代平均金額は、以下の表の通りです。

地域料金
北海道・東北7,500円
関東6,566円
北陸・東海6,794円
近畿6,648円
中国・四国7,437円
九州・沖縄6,274円
全国6,756円
(引用:総務省統計局「家計調査・家計収支編」2025年版

単身世帯の電気代全国平均は、6,756円です。

最も高額となった「北海道・東北」とは、約1,000円の開きがあります。

やはり「北海道・東北」は冬に冷え込み、暖房の使用量が増えるため、最も高額になると予想できます。

一方で、最も金額が低かったのは「九州・沖縄」です。

特に、沖縄県は暖冬で、暖房利用の頻度を下げられます。それが、電気料金を安くできる大きな理由でしょう。

季節別平均金額

次は、単身世帯の季節別の電気代平均金額です。以下の表をご覧ください。

季節料金
冬(1〜3月)7,150円
春(4〜6月)5,839円
夏(7〜9月)6,771円
秋(10〜12月)6,356円
(引用:総務省統計局「家計調査・家計収支編」2025年版

最も電気代が高いのは、やはり冬です。

そして、次に高いのが夏、秋、春の順番です。

これを見て、エアコンの使用によって電気代が左右されるという点が予想できます。

冬が特に高くなっているのは、暖房器具を使用するためです。

地域別で見た際も、暖房使用量が多い「北海道・東北」が最も電気代がかかっていました。

つまり、電気代のネックとなるのが暖房代であることがわかりますね。

冬の電気代はなぜ高くなるの?

前述した通り、暖房は電気代を大幅にアップさせることがわかりました。

では、どうして暖房は他の電化製品以上に消費電力を使うのでしょうか。

それは、外の気温とエアコンの設定温度で差が大きいからです。

具体的な数字をあげて、解説しましょう。

夏の場合、外の気温が35度、冷房の設定温度が25度とすると、その差は10度です。

しかし、冬の場合、外の温度が5度、暖房の設定温度が25度とすると、その差は20度です。

この温度差を埋めるために、エアコンは作動するため、暖房のほうが電力を多く使います。

よって、暖房のほうが電気代を高額にするのです。

電気代を抑えるには、冬の防寒を工夫すると良いでしょう。

一人暮らしだと特に、防寒対策に取り組みやすいため、ぜひ後述の節約方法をお試しください!

電気代を抑えたい!節約方法を解説!

次は、電気代を抑えたい人に節約方法を解説します。

節約は小さなことの積み重ねなので、根気よく取り組みましょう。

電気の無駄遣いをしない

まずは、電気の無駄をなくすことです。

一人暮らしだと特に、電気の消し忘れに気づきにくく、一度つけっぱなしで外出すれば、帰宅するまで誰も消してくれません。

照明やテレビの消し忘れだけでなく、エアコンの消し忘れは電気代に大きく影響します。

外出前には、必ず確認しましょう。

また、消し忘れでなくても、使っていない電化製品のコンセントを入れているだけで、待機電力が発生します。

毎月の電気代にしたら微々たるものですが、年間で考えると数千円の節約になります。

もし毎回コンセントを抜き差しするのが面倒な方は、スイッチつきの節電タップを設置しましょう。

手軽に待機電力の節約が可能です。

冬は防寒グッズを使う

前述した通り、電気料金が高くなる大きな原因が暖房です。

そのため、冬を最低限の暖房で乗り切れば、電気代が大幅に節約できます。

一人暮らしだと特に、暖房グッズを購入するのも一人分です。

「はんてん」や「着る毛布」「カイロ」「湯たんぽ」「こたつ」などを活用し、暖房の使用を減らしましょう。

ただし、体の冷えは体調不良の原因ともなります。

過度な無理はないように、気をつけながら行いましょう。

契約電力会社を見直す

契約電力会社の見直しが節約に繋がる場合もあります。

電力自由化により、電力会社の選択肢が増えました。

大手電力会社以上に、安さを謳った新規参入の電力会社も多数あります。

しかし、これまで安かった電力会社にも関わらず、電気の市場価格高騰により、突然値上がりする可能性も考えられます。

電力会社を見直す際は、必ずメリットとデメリットを確認しましょう。

また、電気だけでなく、ガスとセットでの契約により、料金が安くなるプランもあります。

今の料金と比較した上で、検討しましょう。

一人暮らしのその他光熱費の平均は?

最後に、電気代だけでなく、一人暮らしのその他光熱費の平均をご紹介します。

ガス代の平均金額

単身世帯のガス代平均金額は、3,056円です。

ガス代は主に、キッチン、お風呂、ガスファンヒーターでの使用が考えられます。

これもまた「北海道・東北」の平均が最も高く、全国平均と500円の差があります。

水道代の平均金額

単身世帯の水道代平均金額は、2,282円です。

一人暮らしの場合、水道代が家賃に含まれている賃貸物件も多くあります。

毎日湯船につかる人は、特に嬉しいサービスでしょう。

金額の変動がない水道代込み物件のほうが、毎月の支払いを把握しやすいため、おすすめです。

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まとめ

今回は一人暮らしの電気代平均額を地域別、季節別にそれぞれご紹介しました。

全国の電気代平均額は、6,756円です。

季節によって上下し、暖房を使用する冬が最も高額になります。

暖房を上手く使用することで、電気代が節約できます。

また、以下の節約方法もあわせて解説しました。

  • 電気の無駄遣いをしない
  • 冬は防寒グッズを使う
  • 契約電力会社を見直す

一人暮らしだと、電気の消し忘れが増えます。

特に、外出時はよく確認しましょう。

そして、冬は防寒グッズで暖房の節約に取り組みましょう。

ご自身の電気代が全国的に見てどうなのか、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

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