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建物の広さを示す言葉で代表的なのが「坪」です。
他にも畳や㎡など、複数の呼び方があり、建物の広さを確かめるのにどの単位が妥当なのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
また、一坪=何平米なのか、一畳は何坪にあたるのか、簡単に計算ができる方法も存在しています。
本記事では、一坪の広さ、畳・坪・㎡の違いと簡単な換算方法などを解説します。
一坪は何平米なのか、気になる方も多いはずです。
ここからは、一坪の広さや坪が定められた理由などをまとめました。
一坪を平米数にすると、約3.305785平米となります。
この数値を計算に使うとややこしくなるため、一般的に四捨五入された約3.3平米が用いられます。
坪は明治時代に定義された面積の単位で、一辺6尺の正方形が一坪と言われています。
そして、6尺の長さは約1.818メートルです。
6尺の正方形の面積を計算すると、1.818×1.818=3.305124㎡となります。
詳しくは後述しますが、㎡は平米と同じなので、6尺の正方形は一坪分である約3.3平米とほとんど同じ面積であることがわかります。
つまり、一坪=約3.3平米と言えるのです。
坪は、かつて「歩(ぶ)」と呼ばれており、日本の農業や土地管理において重要な単位でした。
特に、米の収穫量を測る基準として、田畑の広さを表す目的で用いられていました。
やがて、土地制度の整備が進むにつれ、「歩」は「坪」という名称へと変化します。
江戸時代には、武家屋敷や町屋の敷地面積を示す指標として普及し、明治時代には法的な単位として正式に採用されました。
現在でも、日本の不動産取引や建築基準において、坪は重要な面積単位として活用され続けています。
一坪=約3.3平米だとわかりましたが、一方で畳や㎡といった単位も気になるところです。
ここからは、畳と㎡の違いをまとめました。
そもそも平米は平方メートルを指しています。
ちなみに、「㎡」は平方メートルと読みます。
つまり、㎡と平米は同じものです。
また、長さの単位なのに、「米」という言葉がつくことに疑問を感じている人もいるでしょう。
じつは、昔の日本ではメートルのことを「米」という漢字で表していました。
平方メートルを漢字表記するため、「平米」と表すようになり、読み方もそのまま「へいべい」になったと言われています。
畳は文字通り、畳一枚分の広さを指します。
不動産公正競争規約において、畳一枚の広さは1.62平米と定められており、一坪あたり畳2枚分と捉えることもできます。参照:不動産公正取引協議会連合会
一方で、地域によって畳の広さが若干変わります。
例えば、関東における畳は江戸間と称され、一畳あたり1.54平米ですが、東海三県を中心に使われている中京間では、一畳あたり1.65平米と広めです。
また、西日本における畳は京間と呼ばれ、一畳あたり1.82平米で最も広いサイズです。
集合住宅などで使われる畳は団地間と呼ばれ、一畳あたり1.44平米です。
部屋の広さは一体何平米なのか、すぐに計算をしたいと思う方もいるはずです。
ここからは、何平米かがすぐにわかる簡単な換算方法をまとめました。
1坪=約3.3平米のため、坪数が分かっている場合には、坪数に3.3をかければ、平米数が判明します。
例えば、20坪であれば、20×3.3を行い、約66平米とわかります。
一方、平米数から坪数を計算する場合、平米数に0.3をかければおおよその数字が出ます。
66平米であれば66×0.3の計算を行うと、19.8平米と出てくるように、この2つの計算式を覚えておけば、坪と平米の換算はすぐに行えます。
畳に関しては1枚あたり1.62平米と定められているため、畳数×1.62をすれば平米数がわかります。
例えば、10畳だった場合、10×1.62をすれば、16.2平米であることがわかります。
ちなみに、1.62は掛け算では多少ややこしいため、四捨五入した1.6を使っても良いでしょう。
反対に、平米数から畳数を調べたい場合、平米数を1.6で割ります。
32平米だった場合、32÷1.6をすれば、20畳であることがわかります。
先ほども紹介したように坪と畳は、1坪=2畳で計算します。
例えば、10坪であれば20畳です。
このように、それぞれの換算方法がわかると、間取りを見ただけでおおよその広さをイメージできるでしょう。
日本の建物や土地に関する単位は特殊なものも多く、統一されていないケースも目立ちます。
畳の他には「帖」や「J」で表現されているケースもあります。
ちなみに「帖」や「J」は畳と同じ意味合いであり、10帖・10Jと書かれていれば10畳という意味です。
こうしたルールを知っておくことで、部屋の間取りを見た際に混乱せずに済みます。
また、換算方法を頭に入れておくと、おおよその広さが理解できるようになるでしょう。
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