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中野区で生活保護を受けたいけど、一歩が踏み出せずに悩んでいませんか?
受ける前は何かと不安になりますよね。
まずはどうしたら生活保護を受けられるのか、中野区ではどれくらい受給できるのか、確認することから始めてみましょう!
今回の記事では、東京都中野区の生活保護について解説します。
金額や申請の流れ、受けられる支援をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
東京都中野区で生活保護を受給するためには、以下のような条件があります。
1. 収入・資産・能力など、あらゆるリソースをすべて活用しても、なお最低生活費より低い生活を送っていること
2. 申請者やその扶養義務者の生活が苦しく、保護が必要な状況にあること
最低限度の生活ができない状況にある方は、生活保護を受給できます。
中野区の生活保護費は、単身世帯や家族の人数に応じて支給額が異なります。
ここでは、単身者と2人世帯の場合について、中野区の生活保護で受給できる金額を見ていきましょう。
中野区の生活保護費を確認するには、「級地区分」を確認する必要があります。
東京都中野区は「1級地-1」という等級です。
この等級が地区ごとに振り分けられていて、生活保護費が定められています。
中野区の生活保護費について、単身者の場合は以下の金額となっています。
・生活扶助:76,310円
・住宅扶助:53,700円
・生活保護費:130,010円
加算がない場合は、これが毎月受給できる金額です。
続いて、中野区の2人世帯の場合ですが、以下の通りです。
・生活扶助:123,490円
・住宅扶助:64,000円
・生活保護費:187,490円
こちらも加算がない場合の金額です。
また、同じ2人世帯でも子どもがいる場合(母子家庭や父子家庭)は加算されるため、受給金額も変わってきます。
大人2人なのか、1人親家庭なのか、確認する際はご自身の状況を正確に踏まえて確認してみてくださいね。
生活保護を受給するには、申請する手続きもチェックしておくとスムーズです。
ここで中野区で生活保護を申請する流れをご紹介します。
中野区で生活に困っている場合、まずは相談をしましょう。
区役所の2階にある16番の「生活相談窓口」が、中野区の生活保護に関する相談を受け付けています。
家庭の事情や生活、収入状況など、個人の状況をヒアリングされたり、生活保護について説明を受けたりすることが可能です。
また、他の制度も説明してもらえるので、生活に困っているならぜひ相談窓口を活用してみてください。
相談した上で生活保護を受給すると決めたら、申請手続きに移ります。
相談に関しては誰でもできますが、申請する人は以下の通り決められています。
・本人
・同居の親族または親子
・兄弟姉妹などの扶養義務者
申請する方は、必要書類に不備がないかを確認した上で手続きを行いましょう。
生活保護申請後は、受給を決定するために必要な調査が行われます。
担当者が家庭訪問を行って、状況や要件を満たしているかどうかなど、必要な事項を確認するのが一般的です。
また、金融機関や保険会社など、関係する機関への調査・照会も行われます。
調査が終われば生活保護の受給が決定します。
原則として申請した日から14日以内に、生活保護が受けられるか、受けられないかが決まるとされています。
ただし、特別な理由がある場合は、30日以内と期間が変わるので注意しましょう。
中野区では生活保護費以外にも、支援が受けられます。
ここで生活保護受給者が受けられる支援をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
中野区では、「中野就職サポート」という、ハローワークとの連携による就労支援が受けられます。
ハローワークと地方公共団体が協定を結んで、生活保護受給者や生活困窮者の就労による自立を支援する取り組みです。
特徴としては、毎回同じ就職支援ナビゲーターに担当してもらえて、毎月3〜4回程度相談ができ、約3ヶ月で就職を目指します。
最新の求人情報を提供してもらえたり、応募書類の書き方などアドバイスしてもらえたりできるのもメリットです。
中野区では、先述した支援を含めた支援を「中野くらしサポート」という名称で行っています。
他にも、生活保護受給者向けに以下のような複数の支援プログラムが提供されています。
・自立相談支援
・家計改善支援
・住居確保給付金の支給
・ハローワークとの連携による就労支援
・就労準備支援(中野就労セミナー)
・子どもの学習支援
自立して生活するために、金銭面だけでなくさまざまな支援が受けられるのは嬉しいですね。
東京都中野区で生活保護を受けたい方は、まずは相談窓口に行ってみましょう。
生活に困った状況を、変える糸口が見つかるかもしれません。
中野区では生活保護以外でも、自立に向けた支援も提供されています。
さまざまなサポートを受けることも、検討してみてくださいね。
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