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大学生になって初めて一人暮らしをする場合、さまざまな不安が出てくるでしょう。
特に経済的な問題が大きく、親からの仕送りが期待できない学生にとって、「仕送りなしでもやっていけるのか」と不安に感じる人も多いと思います。
今回は、大学生の一人暮らしにかかるリアルな費用をわかりやすくご紹介します。
生活費を節約するためのコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。



まず大学生の一人暮らしにかかる平均生活費を知っておきましょう。
全国大学生活協同組合連合会の「第60回学生生活実態調査」によると、大学生の一人暮らしにかかる平均生活費は、月131,710円でした。
生活費の中で最も大きい割合をしめるのが住居費で、56,090円です。
次に食費、教養娯楽費と続きます。
毎月の出費は月13万円前後ですが、風邪やケガなどの緊急時に備えるために、数十万円の貯金も必須でしょう。

次に、大学生の一人暮らしでかかる生活費の内訳をご紹介します。
これまで一人暮らしの経験がない大学生は、毎月何にどのくらいお金がかかるのかを把握していないケースが多いです。
内訳を知ることで、毎月の家計管理に役立ててください。
前述した通り、最も大きな支出となるのが家賃です。
地域や物件によって大きな差があるのが特徴です。
東京23区内であっても、最寄り駅や築年数によって数万円の違いが出ます。
毎月支払う固定費なので、用意できる生活費から余裕を持って住居費を決めましょう。
当然、安い物件の方が生活費の面で安心できます。
しかし、大学生の女性が一人暮らしをする場合、あまりにも安いとセキュリティ面で不安が出るため、注意が必要です。
また、入居の際に敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用がかかり、契約更新月になると更新料も必要です。
他にも共益費など、家賃以外の支払いにも注目しておきましょう。
一人暮らしでの食費は、生活スタイルによって大きく変動します。
自炊を中心にすれば月2万円台に抑えられますが、外食やコンビニを多用すると月3〜4万円以上になることもあります。
ちなみに、前述の学生生活実態調査によると、食費は月26,110円が平均でした。
多くの学生が自炊などで食費を節約していることがわかります。
しかし、節約だけでなく当然、健康の維持も重要です。
安さに加えて、栄養バランスにも気をつけましょう。
光熱費は電気やガス、水道、通信費などを入れると、月に7,000〜15,000円程度かかります。
季節によって冷暖房費が変動しやすく、特に夏や冬は電気代が高くなりがちです。
また、冬はガス代も上がる場合が多いため、さらに要注意です。
ただし、冷暖房費やガス代を節約しすぎると、熱中症になったり風邪を引く場合があるため、過度な節約はおすすめしません。
一方で、通信費は節約しやすいのが特徴です。
無料Wi-Fiのついた賃貸物件や大学のフリーWi-Fiの利用、格安SIMの利用などが考えられます。
固定費を節約する場合は、一番に通信費を見直しましょう。

保護者からの仕送りを頼るケースがある一方、経済状況から仕送りが期待できないケースもあります。
次は、仕送りなしでも一人暮らしの費用は賄えるのかについて解説します。
前述の学生生活実態調査では、保護者からの仕送り平均は72,350円と生活費の約半分を占めていました。
しかし、一人暮らしの大学生の中の6.9%は仕送りなしで生活していることもわかっています。
つまり、仕送りなしでの一人暮らしはやり方によっては可能なのです。
仕送りがない大学生の多くは、アルバイトで生活費を賄っています。
東京都の最低時給1,226円(2025年10月)で考えると、月13万円を稼ぐには、月107時間の労働が必要です。
週5日働くとしても、1日5時間以上は働かないといけません。
学業との両立を考えると、非常に厳しいのがわかります。
時給の良い仕事を探せば、短時間で稼げますが、業務内容がハードになる可能性も高いため、簡単ではないでしょう。
しかし、大学は単位を取得すれば、徐々に授業数を減らすことが可能です。
1〜2年生の間はできるだけ学業に専念し、授業数が減ってきた3〜4年生の間にアルバイトを多く入れる方法もあります。
ただし、3年生頃から始まる就職活動に支障がないように調整することが重要です。
生活費をアルバイトで賄えない間は、奨学金の利用がおすすめです。
アルバイトを入れすぎて卒業できないと元も子もないため、学業優先で足りない分は奨学金に頼りましょう。
日本学生支援機構(JASSO)などの公的な奨学金には返済が不要な給付型と、卒業後に返済する貸与型があります。
貸与型は将来的に返済義務があるため、要注意です。
利用は最小限に抑えて、節約など工夫しながら生活しましょう。

毎月の生活費を少しでも減らすために、できることは最大限やっていく必要があります。
最後は、大学生の一人暮らし費用を切り詰めるコツについてご紹介します。
自炊によって、食費を抑えられます。
まとめ買いや冷凍保存を活用してムダを減らしつつ、安くて栄養のある食材を中心に選んでいけば、節約しながら健康的な食生活も実現できます。
また、料理スキルは社会人になった際にも役立つため、一石二鳥です。
ネットにある節約レシピを参考に、自炊に挑戦してみましょう。
毎月の支出で最も大きいのが家賃です。
そのため、一人暮らしを始める前に家賃を抑えておくのが非常に重要です。
立地や築年数にこだわりすぎると家賃が高くなるため、少し駅から離れた物件や築10〜20年の物件を選ぶなど工夫しましょう。
また、近年はシェアハウスに住む大学生も増えています(参考:国土交通省)。
女性限定のシェアハウスなどもあるため、セキュリティ面を考えても安心できます。
通信費や光熱費は毎月必ずかかる「固定費」なので、一度見直せば継続的な節約につながります。
スマホは格安SIMに乗り換えるだけで月数千円の節約が可能です。
光熱費はこまめな電気の消灯、エアコン使用時間の工夫など、日常の小さな意識で削減できます。
また、電力とガスを同じ会社で契約するなど、契約プランを見直すだけでも節約できるかもしれません。
無理のない範囲で「ムダ」を減らし、長期的に支出を抑えましょう。
今回は、大学生の一人暮らしにかかるリアルな費用をわかりやすくご紹介しました。
大学生の一人暮らしにかかる平均費用は、月13万円前後です。
最も大きな支出は住居費なので、一人暮らしを始める際は必ず家賃から金額を抑えるようにしましょう。
仕送りなしで生活する大学生の割合は6.9%で、仕送りなしでも生活できることがわかりました。
しかし、アルバイト代だけでは非常に厳しい状況になり、学業に専念できない可能性が高いです。
そんな時は奨学金の利用がおすすめです。
ただし、返済の必要がある貸与型を使う場合は、慎重に検討してください。
できるだけ節約を心がけ、楽しい一人暮らしを満喫しましょう。
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