専業主婦が離婚する前に知っておくべき10のポイント!

今の時代、離婚する人が珍しくないとはいえ、いざ離婚となれば大きなストレスに襲われます。

特に、専業主婦の場合、その後の生活に不安を覚える人も多いでしょう。

今回は専業主婦が離婚する前に知っておくべき10のポイントをご紹介します。

わかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。

専業主婦が離婚する前に知っておくべき10のポイントは?

早速、専業主婦が離婚する前に知っておくべき10のポイントをご紹介しましょう。

ポイント1 子どもの親権ついて

子どもがいる専業主婦の場合、親権について考える必要があります。

大学生などの両親の間を自由に行き来できる年齢の場合、そこまで重視しないかもしれません。

しかし、幼稚園や義務教育の時期であれば、子どもから離れたくないと思う母親も少なくはないでしょう。

そう思った時、専業主婦では不利なのでは?と不安に思う人も多いですが、実際は違います。

子どもの親権は九割が女性と言われており、専業主婦という理由がネックになる可能性は高くありません。

収入よりも、どちらが親としてふさわしいかが関係するため、安心して親権を主張しましょう。

ただし、シングルマザーとして子どもを育てるには、当然、多くの苦労が伴います。

それだけの覚悟があるのかを、よく考えた上で決定しましょう。

ポイント2 離婚の理由について

離婚は理由もなしにできるものではありません。

相手を納得させる理由が必要で、法律用語でそれを「法定離婚事由」と呼びます。

離婚が認められる法定離婚事由は以下の通りです。

  • 不貞行為
  • 生活費を渡さないなどの悪意の遺棄
  • 3年以上の生死不明
  • 強度の精神病を患い、回復の見込みがない
  • DVや逮捕など、その他婚姻が継続し難い重大な事由

例えば、不倫されていた場合は相手が同意しなくても離婚できますが、好きな人ができたなどの法定離婚事由にあたらない理由では、相手が同意しないと、離婚できません。

自分が離婚したい理由が認められる内容なのかを、改めて考えましょう。

ポイント3 離婚費用について

離婚するには、それなりのお金がかかります。

例えば、引っ越し費用、新しい家の家具代、離婚調停となった場合の弁護士費用などです。

また、配偶者の不貞により離婚する場合、立証するための探偵費用などがかかることもあるでしょう。

専業主婦は夫の収入に頼ることが多く、自分の貯金が少ない人もいます。

行動に移す前に、どれほどの離婚費用がかかるかを計算した上で、計画的に作戦を立てましょう。

ポイント4 財産分与について

離婚するとなれば、財産分与が必要です。

たとえ専業主婦であっても、結婚後に夫婦で協力して築かれた財産は「共有財産」として分与されます。

割合は原則として2分の1ずつと決められています。

しかし、夫が社長や医師、芸能人など特殊な職業で高額な収入を得ていた場合や、妻の不貞行為が離婚理由の場合などは、2分の1以下の分け前になります。

また、財産分与を恐れて、夫が財産を隠すケースもあります。

そのため、財産がどれだけあるかを事前に把握しておくことも大切です。

貯金額とともに、毎月の収入もチェックしておきましょう。

ポイント5 夫に請求するお金について

離婚理由や財産額を整理できたら、夫に請求するお金について考えます。

財産分与、慰謝料、子どもの養育費、離婚前に別居した場合の婚姻費用、年金分割などです。

慰謝料は不貞行為など、配偶者に離婚原因があった場合に請求可能です。

年金分割は離婚から2年以内に行わないと、将来自分が受け取れる年金額が減ってしまいます。

相手へ請求するというより、年金事務所へ行って自身で手続きが必要なため、離婚後は必要書類を持って速やかに行いましょう。

ポイント6 離婚を切り出すタイミングについて

離婚を切り出すタイミングはよく考えた上で、実行しましょう。

DVなど一緒にいて身の危険を感じるなど、特別な事情がない限り、急ぐ必要はありません。

準備が進んでいない間に、感情的に切り出すと、自分に不利な状態で離婚に至ってしまいます。

特に、専業主婦は経済的に自立していないため、その後の生活が心配です。

準備が整い、精神的にも落ち着いた状態で、冷静に離婚を切り出すようにしましょう。

どの段階で切り出すかを、最初に決めておくことがおすすめです。

ポイント7 再就職について

離婚後の生活について考える上で、最も重要なのが再就職です。

もし長年専業主婦で、ブランクが長い場合、再就職には非常に時間がかかります。

まずはハローワークへ通い、自分ができそうな仕事を探しましょう。

場合によっては、就職に結びつきやすい資格取得を目指したり、職業訓練などを受けたりしても、良いかもしれません。

計画的に将来を考えてください。

ポイント8 離婚後の家計について

再就職の準備中に、離婚後の家計シュミレーションも行っておきましょう。

いくらで生活ができるのかを考えた上で、それに合った収入が得られる職場を探します。

特に、生活費の中で大切なのが家賃です。毎月かかる固定費なので、無理のない金額に抑えるようにしましょう。

ただし、通勤や通学を考えると立地も蔑ろにはできません。

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ポイント9 子どもがいる場合の助成金について

子どもがいる専業主婦の場合、離婚後に受け取れる助成金についても調べておきましょう。

養育費の取り決めは非常に重要ですが、それだけでは生活できません。

国からの助成金は所得制限があるものの、確実に受け取れるため、申請漏れのないよう気をつけましょう。

シングルマザーが受け取れる助成金は以下の通りです。

  • 児童扶養手当
  • ひとり親の住宅手当
  • ひとり親家庭等医療費助成
  • 寡婦控除
  • 保育料免除

自治体によって、別の助成金がある場合もあります。ぜひ窓口へ問い合わせてください。

もし、離婚までに再就職ができなかった場合は、生活保護の申請という方法もあります。

メリットデメリットを考えた上で、検討すると良いでしょう。

ポイント10 離婚調停について

離婚の際に財産分与や親権で揉める場合、離婚調停を行います。

離婚調停は合意を目指して話し合うのが特徴です。

もし相手が離婚したくないと言い張れば、離婚調停は不成立となり、離婚裁判へと進みます。

離婚裁判に進むと、お互いの主張を訴えるため、期間も長くなり、精神的負担も増加します。

できるだけ、調停で話し合うことで離婚成立できるよう、お互いに冷静さを保って、前段階での準備が大切です。

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まとめ

今回は専業主婦が離婚する前に知っておくべき10のポイントをご紹介しました。

  • ポイント1 子どもの親権ついて
  • ポイント2 離婚の理由について
  • ポイント3 離婚費用について
  • ポイント4 財産分与について
  • ポイント5 夫に請求するお金について
  • ポイント6 離婚を切り出すタイミングについて
  • ポイント7 再就職について
  • ポイント8 離婚後の家計について
  • ポイント9 子どもがいる場合の助成金について
  • ポイント10 離婚調停について

専業主婦は特に、離婚後の経済的不安が大きく、突発的な離婚は自身にとって不利になります。

すぐに離れる必要がない場合は、時間をかけて離婚準備を進めるようにしましょう。

この記事が少しでも、新しい人生の参考になれば幸いです!

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