年収350万の生活レベルとは?できること・貯蓄について解説!

年収350万は、毎月30万程度の収入で到達できる数字です。

近年は大手企業の初任給が30万円と、新入社員がいきなり年収350万に達するケースも出てきました。

ここで気になるのが、年収350万の生活レベルについてです。

本記事では、年収350万の生活レベルに着目し、できること・できないこと、貯蓄についてまとめました。

年収350万の生活レベルでできること

最初にご紹介するのは、年収350万の生活レベルでできることについてです。

これだけの収入を得ている人はどのようなことができるのかについてまとめました。

家の購入ができる

年収350万円ほどあれば、家の購入が可能です。

この場合は住宅ローンを活用するのが一般的とされ、2000万円程度の家であればローンでの購入ができます。

これは住宅ローンの目安として、年収の5~7倍程度が想定されているからです。

ちなみに世帯年収が400万円未満で住宅ローンを借りるケースは全体の20%で、年収350万円であればローンを利用することは可能と言えます。参照:住宅金融支援機構

車も購入できる

年収350万円ほどの収入があれば、車の購入もできます。

車にかけるお金は、年収の半分程度が上限とされるため、350万円の年収であれば175万円が上限です。

175万円で買える新車で、軽自動車ならば購入できます。

ローンや頭金などを駆使するほか、中古車まで視野に入れれば、さらにグレードの高い車も買えるでしょう。

ただし、車検費用などのランニングコストを加味する必要があります。

結婚・子育てもできる

年収350万円程度あれば、結婚や子育ても行えます。

未婚の女性が求める、男性の年収は400~500万円、500~600万円が多く、300~400万円は10%ほどでした。参照:ヤマワケJOURNAL

しかし、350万円でも結婚相手として認められる可能性は十分にあるレベルと言えます。

子育てに関しても350万円程度であれば、児童手当なども活用していけば、それなりの生活を維持した子育てが行えるでしょう。

ただし、子どもを大学まで通わせるなどのプランを練る際には、共働きで世帯年収を確保していくことが必要になります。

年収350万の生活レベルだとできないこと

年収350万円の生活レベルでできることは多くありますが、その一方、できないことも多々あります。

本項目では、年収350万の生活レベルでできないことをまとめました。

高額な医療費への対応

2025年に入って不安視されているのが、高額な医療費への対応です。

高額医療費制度は、毎月の医療費の自己負担分に上限が設けられ、一定程度に抑えることができます。

この高額医療費制度の負担を上げる動きが出ており、2025年8月には引き上げが予定されています。

年収350万円であれば、3,000円程度の負担増となる予定です。

段階的に引き上げられることも予定されており、数年後には毎月2万円程度上限が上がる可能性もあります。参照:NHK

場合によっては高額な医療費を理由に、高度な医療を諦めるケースや民間の保険に頼らざるを得ないケースが出てくるでしょう。

都心で広い部屋に住む

年収350万の場合、都心で広い部屋に住むことは難しいと言えます。

家賃は収入の3分の1程度が望ましいとされており、年収350万円であればおよそ9万ほどの家賃が理想となります。

築年数が経っていないケースではワンルームが精一杯で、築年数が経過してようやく部屋数が増える形です。

ですので、都心でお子さんと一緒に暮らす場合には年収350万だと厳しいのが実情です。

年収350万の生活レベルで可能な貯蓄額

将来に備えて貯蓄をしたい方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、年収350万での理想的な貯蓄額は、およそ50万円程度です。

年収の15%程度が貯蓄額の理想とされており、数字を当てはめると50万円程度になります。

毎月4万円程度の貯蓄を行う計算となりますが、実際の毎月の手取り額から考えると様々な工夫が必要となるかもしれません。

なぜなら、毎月30万円の給料から税金などを差し引くと、おおむね24万円程度しか手元に残らないからです。

そのため、4万円を貯蓄金額の目標にする場合、家賃や光熱費などの必要な費用を20万円でやり繰りしなければなりません。

都心部に暮らす方だと家賃だけで10万円ほどかかるため、現実的にかなり厳しい可能性が出てくるでしょう。

けれども、家賃を安く抑えるために郊外に引っ越すなど、工夫次第では、毎年50万円ほどの貯蓄が可能ではあります。

加えて投資信託をはじめとする資産運用を実施していけば、年収350万円であっても老後資金や教育資金の確保がしやすくなります。

まとめ

年収350万円は決して少ない年収とは言えず、むしろ今の時代においては平均的な部類と言えます。

物価高騰もあり、生活が苦しくなりやすい状況ですが、様々なやり繰りや節約の工夫をすることによって、貯蓄をしながら生活レベルを維持することは可能です。

無駄をなくす、時に副業を行うなどして、対策を立てていきましょう。

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