敷金とは？毎月払うの？礼金との違いは？費用相場は？疑問を徹底解説！

賃貸物件を初めて借りる時、聞き覚えのない言葉が並んでいて困ったという人も多いでしょう。

勘違いしたまま、賃貸契約を行うと後々トラブルになる可能性もあります。だからといって、今更聞けない…

そんな賃貸初心者の方、必見！

今回は賃貸物件の敷金について、数多くの疑問をご紹介していきます。

できるだけわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください！

敷金とは何のこと？

では早速、敷金についてさまざまな疑問も含めて解説していきましょう。

敷金とは

敷金とは、物件を借りる前に預けておく担保金です。

賃貸物件を借りる期間は、年単位の長期に渡る人が多いと思います。

その長い期間中に、家賃を滞納してしまったり部屋の設備を壊してしまったり、何かしらのトラブルが起こる可能性もあるでしょう。

そういった時に敷金を入れていれば、そのお金から滞納分の家賃にあてたり、修理費を捻出したりが可能です。

部屋を貸す大家さんにとっても、また部屋を借りる入居者にとっても安心できる制度です。

しかし、最近では敷金ゼロの物件も増えてきています。

敷金ゼロの場合であっても、当然、滞納費や修繕費は必要なので、敷金とは別の形で支払うことになります。

また、敷金はあくまで大家さんが預かるお金なので、滞納や修繕がなかった場合は退去の際に入居者へ返金されます。

ただし、自身で大きな傷だと認識していなくても、原状回復として費用を請求される場合もあります。

返金される敷金はその原状回復費用を差し引いた金額なので、元の金額より少なく返ってくる場合が多いです。

返金額と一緒に、契約書と原状回復費の明細などもあわせて確認することをおすすめします。

敷金返金に関するトラブルは珍しくありません。

不明点がある場合は管理会社へ詳細を聞き、それでも納得できない場合は消費生活センターに相談するようにしましょう。

毎月払うの？

敷金を払うタイミングは、物件を契約する時の1回だけです。

敷金と同じく礼金を払う場合もあります。

これらは賃貸物件の初期費用と呼ばれており、その名の通り初期にかかる費用なのです。

インターネットを見ると、毎月払うと勘違いしている人が多くいました。

敷金は毎月払わない、契約時の1回だけとしっかり覚えておきましょう。

礼金との違い

前で少し触れましたが、敷金と一緒に紹介される費用に「礼金」という項目があります。

これは大家さんへのお礼のお金であって、契約時に支払い、その後返金されることはありません。

築浅物件や立地の良い人気物件で金額が高い傾向にあります。

これも契約時に払ったら、その後は請求されることはありませんので安心してください。

敷金の費用相場とは？

さて、次は敷金の費用相場についてです。

敷金の金額は大家さんによってさまざまですが、一般的には家賃の1ヶ月分と言われています。

例えば、家賃が6万円の物件の場合、敷金は6万円です。

ペット可物件の場合は、2ヶ月分などやや多めに設定されていることが多いです。

礼金の相場も家賃の1ヶ月分です。

ただし、築浅や人気物件の場合はそれ以上に設定されていることもあります。

この条件で高すぎると感じた場合、値下げ交渉も可能ですが、応じるかは大家さんによるため、慎重に検討しましょう。

まず最初に不動産屋に相談するのがおすすめですよ！

敷金が払えない時はどうしたらいい？

急に引越しが必要になって敷金が払えない人もいると思います。

そういう場合はどうしたらいいのでしょうか？

敷金ゼロ物件を探す

敷金などの初期費用を節約したい人は、敷金ゼロ物件を探すことです。

最近では、敷金ゼロ物件も珍しくないため、割と簡単に見つけられるでしょう。

また、敷金だけでなく、礼金ゼロ物件もあります。

敷金はいずれ返金されますが、礼金の場合、返金はありません。

つまり、礼金ゼロのほうがお得なのです。

当サイトでも敷金・礼金ゼロ物件を多く取り扱っています。

ぜひ参考にしてください！

敷金をクレジットカードで支払う

条件に合う物件が敷金あり物件で支払うしかない、そんな人は不動産屋に相談して敷金をクレジットカード払いにしてもらいましょう。

クレジットカードで払って分割にすれば、初期にかかる負担を減らせます。

ごく稀に現金での分割を認めている不動産会社もあるようですが、非常に少ないため、やはりクレジットカードでの分割が現実的でしょう。

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まとめ

今回は賃貸物件の敷金について、数多くの疑問をご紹介しました。

敷金とは、物件を借りる前に預ける担保金で、契約時に1回支払います。

毎月支払う必要はないため、勘違いしないように気をつけましょう。

敷金は退去時に返金されますが、家賃の滞納や部屋に修繕する箇所があれば、敷金から負担されます。

そのため、払った敷金が全額返ってくる可能性は低いでしょう。

敷金と並ぶことが多いのが礼金です。

礼金は大家さんへのお礼のお金で、返金されることはありません。

それぞれ相場は家賃1ヶ月分が一般的です。

敷金が払えない時は、敷金なし物件を探す、もしくはクレジットカードで支払いできるか不動産屋に問い合わせましょう。

賃貸の初期費用は敷金・礼金だけでなく、仲介手数料などもあり、高額です。

事前に金額を調べて、計画的に賃貸物件を探しましょう！

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