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今日明日の食べ物に困っている場合に利用すべきなのが、炊き出しです。
東京都では、さまざまな場所や時間帯に炊き出しが行われています。
今回は東京で炊き出しがもらえる場所について、ホームレス以外ももらって大丈夫?などの疑問もご紹介します。
なお、この記事で紹介する炊き出しの場所はネットからまとめた情報です。
実際とは異なる場合があるため、ご了承ください。
まずは、東京でよく炊き出しを行っている場所をまとめました。
実施曜日などは、季節や年度によって異なるため、詳細は最寄りの社会福祉協議会などに問い合わせましょう。
カレーやおにぎり、味噌汁などの炊き出しがよく行われています。
2023年11月の情報では、第二・第四土曜日にクリシュナ協会が炊き出しを行っていたようですが、変更になっている可能性もあります。
クリシュナ協会とは別の団体もおにぎり配布を行っているようですが、曜日によって抽選か先着か異なります。
台東区にある山谷は日雇い労働者が多いため、山谷福祉センター横や山谷玉姫公園などを中心によく炊き出しが行われています。
山谷日雇労働組合では日雇い労働者の日頃の苦労を労うために、夏祭りや年末年始の炊き出しを実施しています。
また、ボランティア団体「ほしのいえ」も山谷地区にて、おにぎりや味噌汁の配食を行っています。
池袋の公園では、200人規模の人が集まる炊き出しがよく行われています。
池袋地区でよく炊き出しを行っているのが、NPO法人「TENOHASI」です。
「TENOHASI」のボランティアは、炊き出しだけでなく洋服の配布や医療相談、生活相談、はり・きゅう、マッサージなども実施しています。
上野公園での炊き出しは、フードバンクである「セカンドハーベスト・ジャパン」や「山谷労働者福祉会館」などが行っています。
上野公園が大きいということもあり、数百規模の炊き出しが行われ、集まる人の数も多いのが特徴です。
隅田川河川敷テラスでは、特定非営利活動法人「山友会」が毎週木曜日に、炊き出しや生活相談、健康確認などを実施しています。
また、水曜日と木曜日に、台東区にある山友会を訪れた人に無料で昼食を提供する食堂ボランティアも行っています。
新宿都庁第一庁舎前では、毎週土曜日に認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」と「新宿ごはんプラス」による、食料品配布と暮らしの相談会が行われています。
ここで配られる食料品は、レトルト食品や野菜、食パンなどです。
2024年6月には、770人以上の人が食料品を求めて並んだそうで、多くの人が集まる炊き出しだといえるでしょう。
足立区総合ボランティアセンターでは、月1回第4日曜日、または会場の空きがある日曜日に「足立野宿者支援の会さくら」という支援団体による配食支援が行われています。
配食支援だけでなく、衣類配布や相談会も同時に開催されています。
野宿生活者に加えて、生活困窮者、高齢者、障害者、障害児など幅広い人を対象としているのが特徴です。
浅草・上野地区では、月2回ほど「社会慈業委員会ひとさじの会」という支援団体が全国から寄付されたお米をおにぎりにして配布しています。
「ひとさじの会」は浄土宗の僧侶が作ったグループで、学生や主婦、社会人のボランティアも参加する支援団体です。
栄養を考えて味付けしたおにぎりを約200個用意し、路上生活者に向けて手渡ししています。
配布物はおにぎりだけでなく、必要に応じてお茶・薬・ホッカイロ・飴・下着なども配られているようです。
「NPO法人わかちあい練馬」では、現在地を練馬区に置く人、または隣接する自治体にいる人を対象に、「石神井だれでも食堂」で食料支援を行っています。
通常は大人300円、子ども0円ですが、事情によっては無償で利用可能です。
毎週月曜日に行われていますが、こちらは予約制です。
以下のURLで、実施2日前の土曜日23時59分までにお申し込みください。
https://www.wakaneri.org/dareshoku
なお、同団体ではフードバンクの提供も行っています。こちらも以下で申し込みが可能です。
https://www.wakaneri.org/foodbank-shakujii/foodpantry
銀座・京橋・宝町、日比谷公園、東京駅で毎週土曜日に「四ツ谷おにぎり仲間」による、おにぎりとおにぎり通信の配布が行われています。
上記地域の野宿生活者を対象に訪問する形で活動しています。
この支援団体は2000年4月からスタートし、野宿生活者の話を聞きたいという想いから設立されました。
配布のおにぎり通信には、野宿生活者にとっての必要な情報などがまとめて掲載されています。
隅田公園山谷堀広場では、毎月第3日曜日に「一般社団法人あじいる」による共同炊事が行われています。
食料支援だけでなく、健康相談や生活相談、医療相談会も同時に開催されているのが特徴です。
雨天時は墨田区側の桜橋で行われるため、注意しましょう。
東京では、上記で紹介した炊き出しとは別に、さらに多くの炊き出しが行われています。
ここでは情報が不確定なので紹介しませんが、その他の炊き出し情報を知るにはどうしたらいいのでしょうか。
東京には炊き出しを周って生活している人が多くいます。
そのため、どこで炊き出しが行われているかなどの情報も口コミで拡がっていくのです。
もし炊き出しに参加することがあれば、他の参加者に別の炊き出し場所の情報を聞いておくと良いでしょう。
滞在する地域の社会福祉協議会で炊き出しの情報を教えてくれる場合もあります。
信憑性の高い情報のため、聞くことに抵抗がない人はぜひ問い合わせてみましょう。
地域の掲示板にも炊き出し情報が記載されている場合があります。
ただし、全く炊き出しを実施していない地区であれば掲載されることがないため、掲示板の確認だけではなかなか情報を得られないでしょう。
上記で紹介したような炊き出しを行っているボランティア団体のSNSをチェックすると、炊き出しの確実な情報を得られます。
しかし、注意すべきは一般人の投稿を全て鵜呑みにすることです。
もし遠くの地域で炊き出しがあると信じて向かっても、無駄足になる可能性があります。
SNSには正しい情報もありますが、不確実な情報もあることに注意しましょう。
最後に、炊き出しはホームレス以外ももらって大丈夫なのかを解説します。
炊き出しと聞けば、ホームレスの人が対象と思われがちですが、実際は家がある人も炊き出しをもらっていることが多いです。
身分証の提示やホームレスであることを証明する必要もありません。
ただし、どの人も食べ物に困っている生活困窮者です。
例えば、生活保護受給者、少額の年金受給者、失業中の人などがあげられます。
そもそも炊き出しには数に限りがあるため、生活に困窮していない人はもらわないようにしましょう。
逆に、ボランティア側にまわって、炊き出しを手伝うのも良いですね。
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今回は東京で炊き出しがもらえる場所について、ホームレス以外ももらって大丈夫?などの疑問も合わせてご紹介しました。
東京で炊き出しがもらえる場所は以下の通りです。
上記はネットで調べた情報で、尚且つ2025年3月現在のものです。確実に炊き出し場所が知りたい場合は、それぞれで紹介した団体に問い合わせてください。
または、知人から聞いたり、社会福祉協議会や地域の掲示板、ボランティア団体のSNSを確認してください。
炊き出しはホームレスでなくても参加できますが、数に限りがあるため、生活保護受給者や年金受給者、失業中の人などの生活困窮者が受け取るようにしましょう。
この記事が多くの生活困窮者の役に立ちますように。
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