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マンション選びでよく耳にする「東向きはやめとけ」という言葉、気になったことはありませんか?
たしかに、午後になると部屋が暗くなりやすかったり、洗濯物の乾きにくさや冬の寒さなど、東向きならではのデメリットが指摘されることもあります。
しかし一方で、「東向き」のマンションにも意外なメリットがありますし、選び方のコツ次第では快適な暮らしを実現することも十分可能です。
今回の記事では、なぜ「東向きはやめとけ」と言われるのか理由を掘り下げる一方で、東向きマンションならではのメリットや、部屋選びのチェックポイントについても詳しく解説します。
最適な住まい選びのために、ぜひ参考にしてください!
東向きの物件を選ぶことに対して「やめたほうがいい」というアドバイスをよく耳にします。
南向きや西向きと比較して人気が低い東向きの部屋ですが、本当にすべての人にとって避けるべき選択なのでしょうか。
まずは、「東向きマンションはやめとけ」と言われる理由について解説します。
東向きの部屋における最大のデメリットは、午後になると急激に部屋が暗くなる点です。
太陽は東から昇り西に沈むため、東向きの部屋では午前中は日差しを十分に得られますが、正午を過ぎると日が射さなくなります。
とくに冬場は日が傾く時間が早いため、14時頃には部屋の中が薄暗くなり、照明なしでは生活しづらくなることも珍しくありません。在宅勤務をしている方や午後の時間帯に家で過ごすことが多い方にとっては、この暗さがストレスや目の疲れの原因になる可能性があります。
室内干しする洗濯物が思うように乾かないのも、東向き物件の悩みどころです。
午前中には日光が入りますが、洗濯を終えて干し始める時間が遅くなると、十分な日照時間を確保できません。
とくに梅雨時や冬場は、部屋の中が湿気がちになるため、乾燥までの時間がさらに長くなります。
これにより生乾きの匂いが発生したり、最悪の場合はカビが生えたりすることもあります。
共働き世帯や一人暮らしの方で、平日の洗濯は夕方以降という方は注意が必要です。
東向きの部屋は、冬場により寒さを感じやすいという特徴があります。
南向きや西向きの部屋と比べて日照時間が短く、暖かい午後の日差しを取り込めないため、室温が上がりにくいのです。
そのため、暖房器具の使用頻度が高まり、電気代やガス代などの光熱費が増加する傾向があります。
また、北側に窓がある角部屋の場合は、さらに冷え込みやすくなります。
寒さに弱い方や高齢者、小さなお子さんがいる家庭では、住み心地に大きく影響するポイントといえます。
東向きの部屋は、午後に日が当たらなくなることで部屋の温度が下がり、湿気がこもりやすい環境になります。
とくに梅雨時期や雨の多い季節は、部屋の隅や収納スペースにカビが発生するリスクが高いです。
家具や衣類、壁紙の劣化を早める原因になるだけでなく、健康面でも喘息やアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
対策としては、こまめな換気や除湿機の使用が効果的ですが、そうした手間や電気代などのコストがかかる点も忘れてはいけません。湿気に弱い本や衣類、楽器などを所有している方はとくに注意が必要です。
東向きの部屋の特徴として、朝の強い日差しが挙げられます。
夏場は日の出が早く、早朝から強い光が室内に差し込むため、寝室として使用する場合には注意が必要です。
遮光カーテンを使用していない場合、朝早くから日差しで目が覚めてしまう可能性があります。
早起きする習慣がある方にはメリットでも、夜勤や遅い時間まで仕事をする方にとっては睡眠の質を下げる要因になりかねません。
朝の光を楽しむライフスタイルに合わない方は、要注意です。
東向きのマンションには、デメリットだけでなく、生活スタイルによっては大きなメリットもあります。
以下のように、東向きマンションならではの良さがあります。
ライフスタイルや価値観によっては、上記のようなメリットが大きく作用する場合があります。
向きだけで判断するのではなく、自分の生活パターンと照らし合わせて検討することが大切です。
朝型の生活を送る方や、夏の暑さに弱い方にとっては、むしろ積極的に選びたい方角といえます。
東向きの部屋を選ぶ際には、デメリットを最小限に抑え、メリットを最大化するための確認ポイントがあります。
物件見学時に、チェックしておきたいポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
東向き物件を見学する際は、訪問する時間帯に注意が必要です。
午前中の訪問では明るく感じても、実際に暮らすと午後は暗くなることを理解しておきましょう。
可能であれば、午後の時間帯(14〜16時頃)に再訪し、実際の明るさを確認するのがベストです。
また、窓の大きさや位置も重要で、天井近くまで高い窓があると光が奥まで届きやすくなります。
内装の色も明るさに影響するため、白や明るい色の壁紙や床材が使われている物件は、光の反射効果で全体が明るく感じられます。
東向きの物件選びで見落としがちなのが、周辺環境です。
向かい側に高い建物があると、せっかくの朝日もブロックされてしまいます。
とくに都心部や開発が進んでいるエリアでは、将来的に新しいマンションや商業施設が建つ可能性もあるため、周辺の開発計画についても事前に確認しておきましょう。
不動産屋や管理会社に直接尋ねるほか、自治体のホームページで公開されている都市計画図を確認するのも有効です。
東向きの物件を選ぶ際は、自分の生活リズムとの相性が最も重要です。
早起きが習慣の方や朝に活動的になる方には、朝日で自然と目覚められる東向きは理想的な環境といえます。
反対に、夜型の生活習慣がある方や、休日に朝遅くまで寝ていたい方には不向きです。
また、在宅勤務が多く日中も部屋で過ごす時間が長い場合は、午後の暗さがストレスになる可能性があります。
自分のライフスタイルと物件の特性が合っているかを、冷静に判断することが後悔しない選択につながります。
東向きの部屋で、湿気対策の要となるのが風通しの良さです。
見学時には窓を開けてみて、風の流れを確認することが大切です。
理想的なのは東西に窓がある場合で、風が部屋を抜けていく「通風」が可能になります。
また、窓の位置が部屋の同じ壁にあると、風の通り道ができにくいため注意が必要です。
建物の構造上、風の通りにくい場所に位置していないかも確認しましょう。
風通しの良さは快適さだけでなく、湿気やカビの発生防止にも直結する重要な要素です。
「東向きマンションはやめとけ」と言われる理由には、午後になると部屋が暗くなりやすいことや、洗濯物が乾きにくい点、冬の寒さや湿気のこもりやすさ、朝日の眩しさなどが挙げられます。
一方で、朝日がしっかり入り気持ちよく目覚めやすい、夏は西日がないため涼しい、午前中の日当たりで活動的になれるといったメリットもあります。
自分のライフスタイルや重視するポイントに合えば、「やめとけ」という声に惑わされることなく、東向きマンションも快適に暮らせる選択肢です。
住まい選びは単なる方角だけでなく、自分の価値観や生活スタイルとすり合わせて選んでみてくださいね。
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