(営業時間9:30~18:30)
(24時間受付中)
「江戸川区で生活保護を受けようかな…」
「でも何からする?相談できるのはどこだろう」
こんなお悩みありませんか?
生活保護と一言に言っても情報が溢れかえっていて、どうしたらいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、江戸川区の生活保護に関する情報をまとめました。
保護費の金額や申請の流れ、生活保護を受けた方が利用できる制度もご紹介します。
江戸川区で生活保護を受けるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立の助長を目的としているのが生活保護の制度です。
生活に困窮する方に対し、一人ひとりの状況に応じた保護が行われます。
この制度は国民の権利であり、また受ける方には守るべき義務もあるので、まずは知っておきましょう。
生活保護を受ける方が安心して暮らせるように、以下のような権利が保証されています。
・条件を満たせば全ての国民が受けられる
・正当な理由がない場合は、決定された保護を変更されない
・保護費には税金が課せられない
・給付を受けた保護費やそれを受ける権利は差し押さえられない
生活保護は生活に困った方のための権利であり、差別や性別など関係なく平等に受けることが可能です。
生活保護を受けるときは、無条件ではなく次のような守るべき義務もあります。
・自分の生活をより良くするために努力をする
(能力に応じて働く、借金や金銭貸付はできないなど)
・世帯の変化について福祉事務所に連絡する
(収入や生活状況が変わる場合など)
・福祉事務所の指導や指示に従う
守るべき義務を受け止められると、より制度を利用しやすくなるのではないでしょうか。
続いて、江戸川区の生活保護費について見ていきましょう。
受給金額は世帯の人数や状況によって変わりますが、ここでは単身者と2人世帯の場合をご紹介します。
江戸川区の生活保護費について、単身者の場合は以下のような金額となっています。
・生活扶助:76,310円
・住宅扶助:53,700円
・生活保護費:130,010円
こちらは加算がない場合の金額で、障害者や介護など状況に応じてプラスで受給されます。
続いて、大人2人の世帯の場合は、生活保護費は以下のように決められています。
・生活扶助:123,490円
・住宅扶助:64,000円
・生活保護費:187,490円
江戸川区は、市区町村ごとに定められている「級地区分」という等級が「1級地-1」です。
この等級が生活保護費の金額の基準でもありますので、覚えておくと調べやすいですよ。
江戸川区の生活保護費の受給日は、原則として毎月3日です。
ただし、年末年始や休日など、場合によっては日にちが変わります。
ここでは、江戸川区で生活保護を受ける流れをご紹介します。
生活保護を受けようか検討している方は、参考にしてみてください。
生活保護を受けるには、以下のような流れが一般的です。
1.相談:世帯の状況や困っていることをヒアリング。制度の仕組みやその他の社会保障制度について説明を受ける。
2.申請:保護申請書や調査のために必要な書類、関連資料などを提出。マイナンバーカードも提示する。
3.調査:地区担当員(ケースワーカー)が調査を行う。(調査を拒否すると申請が却下される可能性があるので注意)
4.決定:受給が決定すると「保護決定通知書」、却下の場合は「保護申請却下通知書」が届く。
まずは相談を行ってから、生活保護の申請を行います。
申請から決定までは原則14日となっていますが、調査に日時が必要な特別な場合は最長30日となっています。
江戸川区で生活保護の相談をしたいとなった場合は、以下が窓口となっています。
・区民課管轄内の北部・小松川事務所管内に住んでいる方:生活援護第一課相談係
・小岩事務所・東部事務所・鹿骨事務所管内に住んでいる方:生活援護第二課相談係
・区民課管轄内の南部・葛西事務所管内に住んでいる方:生活援護第三課相談係
窓口へ足を運ぶ他に、オンライン相談を希望することも可能です。
各窓口ごとにオンライン相談申請フォームが用意されているので、区役所のホームページをチェックしてみましょう。
江戸川区で生活保護を受ける際、生活扶助や住宅扶助以外にも頼れる制度があります。
以下の通り、豊富ですので嬉しいですね!
・水道料金・下水道料金の一部免除
・NHK放送受信料の免除
・国民年金保険料の免除
・住民税の減免および非課税、固定資産税の減免
・都営交通無料乗車券の使用(世帯に1枚)
・東京都シルバーパスの使用(70歳以上)
・粗大ごみ処理手数料の免除
・住民税、課税証明書、印鑑登録証明書の取得にかかる手数料の減免
・インフルエンザワクチン接種にかかる費用の免除
・江戸川区母子福祉生活一時資金の償還免除
受けるときは申請が必要だったり、受けている扶助の種類によって異なったりします。
ですので、手続きの前に地区担当員の方に確認することをおすすめします。
生活保護は江戸川区はもちろん、全国民の権利です。
生活に困っている人は、相談することから始めてみてはいかがでしょうか。
相談する際は、江戸川区の窓口が分かれているので、間違えないように注意してくださいね。
生活保護以外にも頼れる制度があるので、活用することも検討してみましょう!
新着物件