江東区の生活保護の金額は?条件や申請方法、入居可の賃貸まとめ!

生活保護を受けたいけど、金額や条件、申請方法はどうしたらいいんだろう??

そんな疑問を持つ、東京都江東区に在住の方、必見!

今回は東京都江東区の生活保護の金額は?条件や申請方法、さらに生活保護でも入居可能な賃貸物件をまとめてご紹介します。

江東区の生活保護の条件と申請方法は?

まずは、江東区の生活保護の条件と申請方法からご紹介していきます。

なお、生活保護の条件は全国共通で、どこの地域だから申請が通りやすいということはありません。

生活保護の条件とは

生活保護の条件はいくつかあります。

1つ目は、収入が生活保護費よりも少ないことです。

生活保護を受けるには無職でないといけないと誤解する人も多いですが、実際には収入があっても生活保護を受けることはできます。

ただし、収入が各地域の生活保護費より少なければいけません。

例えば、生活保護費が13万円の場合、収入はそれ以下でないと受給できません。

また、一定の収入があると生活保護費を満額でもらうことはできず、13万円から収入分をマイナスした金額が支給されることになります。

2つ目は、資産がないことです。

資産とは貯金や不動産、自動車、宝石などです。

自治体によってはパソコンを2台持っていると、売却するように指導されることもあるようです。

ただし、不動産や自動車など生活に必要不可欠なもので、何らかの事情がある場合は保有が認められる可能性もあります。

先走って売却することなく、まずはケースワーカーに相談してみましょう。

3つ目は、3親等以内の家族や親族に頼れないことです。

3親等とは、父母から子ども、祖父母、孫、兄弟、曽祖父、曾孫、伯父伯母(叔父叔母)、甥姪までのことをいいます。

生活保護を申請すると、申請者の3親等以内の親族に「扶養照会」という書類が送られます。

「扶養照会」とは、申請者を扶養できないか?と問い合わせる手紙のことです。

手紙を受け取った親族が全員扶養できないとわかると、生活保護の受給が可能になります。

ただし、扶養照会は受け取れば必ず扶養しなければならないという訳ではありません。

収入がある場合でも断ることは可能です。

中途半端に援助してしまうと申請者にとっても良くないため、援助が難しければしっかり断りましょう。

また、不仲や疎遠など、親族との間に何らかの事情がある場合、扶養照会を送らない配慮をしてもらえる場合があります。

思い当たる人は、申請前に相談してみると良いでしょう。

江東区で生活保護を申請するには

では、ここからは江東区で生活保護を申請するための窓口をご紹介します。

江東区では、区内の住んでいる地域によって窓口が違います。

以下の江東区のホームページよりご確認ください。

https://www.city.koto.lg.jp/250201/fukushi/sekatsu/hogo/hogokatantoutiiki.html

江東区では、生活保護の相談だけでなく、生活保護以外の経済的な相談も受け付けているのが特徴です。

何らかの支援を受けられる可能性もあるため、1人で抱え込まずにぜひ窓口で相談してみましょう。

江東区の生活保護の金額は?

次は、江東区の生活保護の金額についてご紹介します。

具体的な金額を示す前に、生活保護の扶助と加算について簡単にご紹介しておきます。

生活保護はその人の状況によって金額が変わるため、全体を把握しておくとわかりやすくなりますよ!

生活保護の扶助と加算

生活保護には8つの扶助と8つの加算があります。

8つの扶助とは、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助のことを指します。

生活扶助は生活費として、住宅扶助は家賃として毎月支給されます。

その他の扶助は必要になった際に支給されます。

例えば、病院へ行って治療を受ければ医療扶助が支給される、などです。

これらに8つの加算が加わります。

8つの加算とは、妊産婦加算、母子加算、児童養育加算、障害者加算、放射線障害者加算、介護施設入所者加算、介護保険料加算、在宅患者加算のことです。

加算はその人の状況によって支給されるもので、例えばひとり親世帯の場合、毎月の生活扶助と住宅扶助に加えて、母子加算、児童養育加算が支給されます。

これらの金額は住んでいる地域によって異なります。

江東区の生活保護の金額

では肝心の江東区の生活保護の金額をみていきましょう。

江東区は生活保護の区割りでは「1級地-1」に分けられます。

生活保護費の中では全国で最も高い金額の地域です。

単身者の場合、生活扶助は76,310円、住宅扶助は53,700円、合計130,010円が支給されます。

2人世帯の場合は、生活扶助が123,490円、住宅扶助が64,000円の合計187,490円です。

これらに加えて、必要になった際にその他の扶助、状況に応じた加算が追加されます。

例えば、江東区でひとり親世帯(親1人、子ども1人)が生活保護を受給した場合、生活扶助123,780円、住宅扶助64,000円、母子加算18,800円、児童養育加算10,190円の合計216,770円が支給されることになります。

江東区の生活保護支給日

江東区の生活保護の支給日は原則3日です。

当日が土日祝日の場合、前日に振り込まれます。

年始は3日が三が日にあたるため、年末の12月に支給されます。

江東区の生活保護でも入居できる賃貸物件まとめ!

さて最後に、江東区の生活保護でも入居できる賃貸物件をご紹介します。

生活保護を受給すると、家賃の金額が制限されます。

それは一体どういうことでしょうか?

生活保護で賃貸を借りるとは

生活保護で賃貸を借りる場合、家賃を住宅扶助の金額までで収める必要があります。

例えば、住宅扶助の支給金額が5万円の場合、10万円の家賃で住むことは難しいということです。

だからといって急いで引越しを促される訳ではありませんし、引越し費用も住宅扶助から支給されるため、焦る必要はありません。

支給される引越し費用は住宅一時扶助と呼ばれます。

住宅扶助の上限金額

江東区の住宅扶助の上限金額は、2人世帯の場合、64,000円、3~5人世帯は69,800円、6人世帯は75,000円、7人以上世帯は83,800円と決まっています。

単身の場合のみ、部屋の広さで金額が異なり、6㎡以下は38,000円、6㎡超~10㎡以下は43,000円、10㎡超~15㎡以下は48,000円、15㎡以上は53,700円です。

つまり、これら該当する住宅扶助に収まる家賃の家に住む必要があるのです。

なお、家賃が住宅扶助からやや高いくらいであれば、許される場合が多いです。

ただし、その分を生活扶助から出す必要があるため、事前にケースワーカーに相談してみましょう。

また、前述した住宅一時扶助は、2人世帯の場合256,000円、3〜5人世帯の場合279,200円が支給されます。

単身世帯は部屋の面積に応じて金額が変わりますが、最も多くて214,800円の支給です。

なお、アパートの管理費は住宅扶助に含まれないため、注意が必要です。

住宅扶助の対象物件一覧

ではここで、江東区の住宅扶助の対象物件を一覧でご紹介していきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

まとめ

今回は東京都江東区の生活保護の金額は?条件や申請方法、さらに生活保護でも入居可能な賃貸物件をまとめてご紹介しました。

江東区の生活保護の金額は、単身者の場合、生活扶助76,310円、住宅扶助53,700円、合計130,010円です。

生活保護を受ける条件は、収入が生活保護費より少ないこと、資産がないこと、3親等以内の家族や親族に頼れないことなどが考えられます。

申請は江東区の福祉事務所に提出しましょう。

相談も受け付けているため、お困りの場合は気軽に問い合わせることをおすすめします。

この記事が、江東区で生活保護検討中の方のお役に立ちますように。

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