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インバウンド客が急増したことで、都内のビジネスホテルに1泊するだけで1万円かかるなど、泊まるのも大変です。
そんな中、漫画喫茶で宿泊することで宿泊代を浮かす旅行客や出張中のサラリーマンが増えています。
一方、漫画喫茶で宿泊する際に注意をしないと、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまうでしょう。
本記事では漫画喫茶で宿泊する際の注意点を中心に、漫画喫茶で快適に過ごすコツなどを解説します。
漫画喫茶で宿泊をする際には以下の点に注意が必要です。
ここからは上記の注意点について解説します。
漫画喫茶で宿泊する際には、騒音のトラブルに注意が必要です。
ブースの上部が開いており、完全個室になっていない漫画喫茶の場合、ブース内の音がダダ漏れの状態となります。
例えば、パソコンのキーボードの音や食事をする音など、あらゆる音が周囲に漏れ出てしまいます。
特に気を付けるべきは深夜です。
就寝する際にいびきの音などが周囲に漏れ出ると、周囲の利用客が不快に感じ、クレームになることも珍しくありません。
そのため、いびきや歯ぎしりなどを理由に退店を求められるケースがあり、会員規約に記載するネットカフェも存在します。参照:ネットカフェダイス
一方、自らが他の利用客のいびきなどに苦しめられ、寝たくても寝られない状態になることも考えられるため、注意が必要です。
漫画喫茶では盗難のトラブルも珍しくありません。
飲み物を取りに行く際やトイレに立つ際などに、空いたブースに何者かが侵入して金品を奪うケースや、就寝中に何者かが侵入して財布などを奪うケースが発生しています。
不特定多数の人が利用する環境だからこそ注意が必要です。
女性を中心に注意したいのが、わいせつ目的のトラブルです。
先日もネットカフェの個室で就寝中の女性の体を触った自衛官の男が逮捕されるなど、女性の場合は細心の注意を払う必要があります。参照:KRY山口放送
漫画喫茶を利用する人は基本的に1人で利用するため、狙われやすい状況と言えるでしょう。
何かしらの対策を立てて利用をしなければ、トラブルに巻き込まれてもおかしくありません。
漫画喫茶で安心して宿泊し、快適に過ごすためにはいくつかのコツがあります。
ここからは上記のコツについて解説します。
盗難やわいせつ目的の犯罪から身を守るために、セキュリティの高い漫画喫茶を選ぶのがおすすめです。
例えば、鍵付きの部屋であれば、合鍵がない限りは開けられないため、他の利用客の侵入を許しません。
鍵付きの部屋であっても費用が高くない漫画喫茶もあるため、利用をおすすめします。
鍵付きの漫画喫茶ではない場所で宿泊する際には入口より遠い場所に貴重品を置くのがおすすめです。
その上で出入り口を自分の体でふさぐように寝れば、強盗の侵入を防ぐことができます。
トイレに立つ場合や飲み物を取りに行く場合には、たとえ面倒でも貴重品を肌身離さず持っておくことも大事です。
いびきが心配、食事もしたいなどの思いがある方は、防音性能の高い部屋がある漫画喫茶がおすすめです。
東京都内には防音性能の高い部屋を設置する漫画喫茶が複数存在し、ネットで探すとすぐに見つかります。
防音性能の高い部屋であれば、より自由で快適に過ごすことができます。
最近になり、漫画喫茶に宿泊する人が増えていると言われています。
なぜ漫画喫茶で宿泊する人が増えているのかについて、理由をまとめました。
日本において、観光立国の動きが強まり、記録的な円安も相まって、2024年は3687万人もの外国人が日本を訪れました。参照:観光庁
すると、問題になるのがホテルです。
多くの外国人はビジネスホテルなどに宿泊するため、日本のビジネスマンが宿泊できないケースが増えてきました。
また、外国人に合わせて値段の設定が行われることもあってか、都心部では宿泊にかかる費用が増えています。
こうした人たちが漫画喫茶などに宿泊するのです。
その漫画喫茶も、都心部では満室になりやすいため、わざわざ都心から離れた場所に宿泊場所を用意するケースも目立ちます。
ビジネスホテルなどに宿泊するサラリーマンは、会社から宿泊代が渡されることがほとんどですが、その宿泊代に上限があり、現状の宿泊代では泊まれないケースもあります。
厳密には、支給された宿泊代に上乗せする形であれば宿泊できるケースもありますが、宿泊のたびに身銭を切らなければならず、大きな負担となりやすいのです。
また、こうした状況でありながらも会社側は経費削減を求めるため、これ以上宿泊代が上がることも考えにくい現実があります。
「どうせ身銭を切るぐらいなら…」と鍵付きの漫画喫茶に宿泊した方がマシと考える人もいるのです。
漫画喫茶で宿泊する場合、基本的に「何時間でいくら」というパック料金を活用します。
あくまでも入店から退店までの時間で判断されるため、ホテルにおけるチェックインやチェックアウトの時間はありません。
ナイトパックのように受付時間が決まっているケースはあるものの、少なくとも所定の時間まではずっと居続けられるのです。
ちょっとだけ延長する場合でもさほど大きくはかからないので、柔軟に活用できます。
チェックインやチェックアウトの時間が決まっていると、その時間に合わせて行動しなければならず、うっとうしいと感じる人もいるでしょう。
その点、漫画喫茶での宿泊であれば、チェックインやチェックアウトという概念がなく、自由に利用できます。
もちろん、時間より早く退店することもできるので、自由度の大きさも魅力の1つと言えるでしょう。
漫画喫茶で宿泊する方の中には、いわゆる「ネカフェ難民」と呼ばれる方もいるはずです。
漫画喫茶などのオールナイト利用者のうち、4人に1人が「住居喪失」の状態にあることが調査で明らかになっています。参照:東京都
また、住居喪失状態にある人の75%ほどが派遣社員やパートアルバイトなど、「不安定就労者」であることも明らかとなりました。
住居に住みたいと思っているけれど、まだ具体的には動けておらず、安定的な住居の確保に当たり、不安があると答えた人も多くいます。
もし、そのように感じても、生活保護の制度を活用することで、住居の確保のための住宅扶助を受給することができます。
一時的に生活保護を利用し、自立した生活を定着させることは大いに可能です。
住宅扶助で住める物件は多く存在するため、積極的に活用して、ネカフェ難民からの脱却をおすすめします。
終電を逃す、宿泊費を切り詰めたいなどの理由で漫画喫茶を利用する方は、安全に過ごせるよう、貴重品を肌身離さず持つなどの対策が必要です。
そして、住居喪失の状態で漫画喫茶を日常的に利用する方は生活保護を活用し、住宅扶助の利用をおすすめします。
周囲の物音や他の利用客への警戒心を抱くことなく、安心して就寝できる住居を確保することはとても大事なことです。
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