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生活が苦しい女性に向けたサービスはさまざまありますが、無料低額宿泊所も選択肢の1つです。
ただし、「無料低額宿泊所って何?」「女性も利用できるの?」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無料低額宿泊所について、どのような施設なのか、メリットやデメリットを解説します。
女性が無料低額宿泊所を利用する際の注意点も紹介しているので、利用を検討する方はぜひ参考にしてください。
無料低額宿泊所は、生活に困窮している人々のための社会福祉事業の1つで、低額または無料で宿泊施設を提供する制度です。
社会福祉法に基づいて全国に設置されており、東京都は全国で最も多い数の施設が存在するとされています。
まずは、どのような施設なのか、詳しく見ていきましょう。
無料低額宿泊所では、通常以下のサービスが提供されます。
基本的なサービスは上記の通りですが、「宿泊施設のみ」や「宿泊施設と食事の提供」など、施設によって内容が異なります。
また、加えて生計や就労などの相談サポートも実施されている施設もあります。
無料低額宿泊所は誰でも利用できるわけではなく、「生活に困窮していること」が条件となっています。
たとえば、路上生活者やネットカフェ難民など、いわゆるホームレスの方などが該当します。
利用するための料金は、宿泊自体は無料または低額に設定されており、食費や光熱費は別途必要です。
また、東京は1年間、千葉県では3ヶ月というように、利用できる期間が地域によって定められています。
生活に困窮している方は多く、期間を設けて受け入れられるようにするためです。
無料低額宿泊所は、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
それぞれ解説します。
無料低額宿泊所のメリットは、以下が挙げられます。
無料低額宿泊所は、短期間の利用ができ、生活を立て直すための一時的な滞在的として有効です。
緊急時や生活保護申請中に、住居と食事の確保ができます。
無料低額宿泊所は、以下のようなデメリットもあります。
無料低額宿泊所は、簡易的な宿泊施設のため、部屋が狭かったり、トイレなどの水回り設備が共同だったりするため、プライバシーの確保が難しい場合が多いです。
無料低額宿泊所は、性別に関係なく生活困窮者に対して住む場所を提供する施設であり、もちろん女性も利用可能です。
たとえば、NPO法人SSS(エスエスエス)は、女性専用施設や母子、夫婦、家族等を受け入れ可能な施設を設けており、女性の利用を受け付けています。
女性の施設利用は年々少しずつ増加傾向にあるといわれています。
ただし、女性向けの施設は男性向けに比べると数が少ない傾向があり、女性が利用を希望する場合は各自治体の福祉事務所に相談するのがおすすめです。
最後に、無料低額宿泊所を女性が利用する際の注意点を解説します。
利用を検討する際の参考にしてください。
先述したように、女性向けの無料低額宿泊所は男性向けに比べて数が少ないです。
そのため、希望する地域や条件に合う施設を見つけるのに時間がかかる可能性があります。
早めに情報収集を行い、複数の選択肢を検討することが重要です。
入居前に必ず施設の見学を行い、環境を確認しましょう。
部屋の広さ、プライバシーの確保、共用スペースの状態などをチェックします。
極小の部屋や簡易個室など、施設によっては劣悪な環境の施設もあるため、注意が必要です。
一部の施設では、生活保護費のほとんどを徴収し、利用者の手元にほとんど残さない貧困ビジネスが問題になっています。
身分証や印鑑、キャッシュカードなどを預かって返さない違法業者もあるため、契約内容をよく確認し、不審な点があれば入居を避けましょう。
必要に応じて、役所や支援団体に相談することをおすすめします。
無料低額宿泊所は、女性を含む生活困窮者に一時的な住まいを提供し、社会復帰を支援する重要な役割を果たしています。
女性向けの施設は男性向けと比較すると少ないですが、中には女性専用の施設も存在します。
利用する場合は、早めに自治体の福祉事務所に相談や検討を進めるのがおすすめです。
また、無料低額宿泊所はあくまで一時的な利用を想定しているため、次の入居先や自立に向けた計画も並行して考えていきましょう。
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