(営業時間9:30~18:30)
(24時間受付中)
生活保護にはさまざまな制限があるため、こんな心配をしている人もいるでしょう。
「生活保護でもゲーム機を持っていていいの?」
「生活保護でもゲームをしていいの?」
ズバリ!生活保護でもゲーム機の保有は可能です!
今回は生活保護でもゲーム機は没収されない理由と、1日中ゲームしても良いのか、ゲームをする上での注意点をまとめてご紹介します。
生活保護でもゲーム機を保有することができます。
なので、福祉事務所やケースワーカーに、ゲーム機を没収されることもありません。
ただ、最近のゲーム機は3万円以上するものがほとんどで贅沢品ともいえます。
どうしてゲーム機の保有は認められているのでしょうか?その理由を解説していきます。
そもそも生活保護法には、ゲーム機の保有を制限する項目はありません。
禁止されていないから持つことができる、ということです。
2022年に行われた調査では、一般家庭におけるゲーム機の普及率は52.7%と過半数を超えています。
生活保護では、7割を超えると生活必需品の扱いを受けます。
まだゲーム機は生活必需品とはいえませんが、そういわれる日が来るのも近いかもしれません。
生活保護受給者でも、趣味を持つことは制限されていません。
ゲームは一般的に趣味に入るため、ゲームをすることも自由です。
生活保護の趣味でいうと、ゲームだけでなく、読書や散歩、釣りなどが考えられます。
生活保護受給者はパチンコなどのギャンブルにも制限がありませんが、お金がかかる趣味になるため、あまりおすすめできません。
一方、ゲームはゲーム機とソフトを購入してしまえば、長い期間、楽しむことが可能です。
ギャンブルより健全な趣味だといえるでしょう。
生活保護受給者は、スマホやタブレット、パソコンも保有することができます。
これらは連絡手段や情報収集のために使用できる一方で、ゲームを楽しむことも可能です。
ゲームが禁止になると、これらの保有も微妙な扱いになってしまうため、ゲーム機だけ特別に制限をかける必要がないのでしょう。
生活保護でもゲーム機を保有できますが、1日中ゲームに没頭するのはどうでしょうか。
ここからは、生活保護受給者がゲームをする時の注意点をまとめてご紹介します。
生活保護受給者には、稼働能力の活用が求められます。
つまり、働くことができる人は能力に応じて働かなくてはいけません。
ゲームを長時間していることがケースワーカーに知られると、働くことができると判断され、指導が入る可能性があります。
さらに、生活保護はあくまで自立を支援するための制度です。
ゲームをしすぎて、就職活動の妨げにならないように注意しましょう。
ゲームに長時間没頭すると、視力が悪くなったり、食事を摂るのを忘れたり、昼夜逆転の生活になったりする場合があります。
もしゲームをすることで、健康に悪影響が出たら、ケースワーカーから指導が入るでしょう。
黙っていたらバレないと思うかもしれませんが、ケースワーカーは事前通知なしで家庭訪問を行います。
また、病院へ行く際は医療券の発行が必須なため、必ずケースワーカーに体調不良がバレてしまいます。
不健康なゲームのやり過ぎには注意するようにしましょう。
ゲーム機を保有することは認められていますが、何台も保有していると指導される場合があります。
ゲーム機の複数台保有は贅沢と判断される可能性が高いからです。
同様にスマホやタブレット、パソコンも2台以上持つことはできません。
そもそも、高額なゲーム機を限られた生活保護費で購入するのは難しく、複数台保有している場合、収入を隠している、誰かに援助してもらっている、などの不正受給を疑われるかもしれません。
生活保護受給者がゲーム機を売却した場合、収入申告が必要です。
ゲーム機は中古とはいえ、売れば数万円になる機種もあります。
黙って売却しても、銀行口座に振り込まれた場合、ケースワーカーに把握されます。
不正受給になると、後々大変なので絶対に収入申告を行いましょう。
指導を受けたにも関わらず、それに従わず、1日中ゲームをしていた場合、最悪、生活保護の打ち切りとなる場合があります。
とはいえ、すぐに打ち切りになることはありません。
就職活動をせずにゲームをしていた場合、まず口頭で指導が入り、それでもずっと就職活動をしなければ、文書で指導を受けます。
その文書を無視し続ければ、原則生活保護は打ち切りになります。
ゲームをしていても、就職活動を行い、できる範囲で働いていれば大丈夫です。
気持ちよくゲームをするためにも、やるべきことはしっかりと行いましょう。
今回は生活保護でもゲーム機は没収されない理由と、1日中ゲームしても良いのか、ゲームをする上での注意点をまとめてご紹介しました。
生活保護でもゲーム機は没収されません。
生活保護であっても、ゲーム機の保有や趣味には制限がないためです。
また、スマホやタブレット、パソコンでもゲームができますが、ゲーム機同様に禁止されていません。
生活保護で1日中ゲームをするのは、働けると判断される可能性があり、健康にも悪影響があるため、おすすめできません。
ゲームをし過ぎて指導をされ、それを無視し続けた場合、最悪、生活保護の打ち切りになってしまうため、注意が必要です。
ゲームで楽しく遊ぶには、就職活動などやるべきことをやって、趣味の範囲で行うようにしましょう!