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高校生の中には、事情があって親元を離れて一人で暮らさないといけない状況の人もいると思います。
ただ、高校生は未成年なので、実際に一人暮らしができるのか疑問に感じる人も多いでしょう。
今回は、高校生の一人暮らしについて、割合や始めるための流れ、注意点を解説します。
一人暮らしを検討中の高校生や保護者の方は、ぜひ参考にしてください。



では最初に、高校生での一人暮らしは実現可能なのかをご紹介します。
高校生の一人暮らしは、保護者の同意さえあれば可能です。
そもそも一人暮らしをするには、不動産会社などと賃貸契約を結ぶ必要があります。
賃貸契約に限らず、未成年者の契約行為は親族をはじめとする法定代理人の同意が必要です。
もし同意がなかった場合、未成年であることを理由に取り消すことができます。
不動産会社にとって、それは避けたい事案なので多くの会社が保護者の同意を必須としているのです。
法的に一人暮らしができる高校生でも、公立高校に通う高校生に関しては、一人暮らしが認められない可能性が高いです。
それは多くの公立高校の規則で、保護者との同居が入学の条件になっているからです。
例えば、千葉県の公立高校入学者選抜において、志願資格の中に「千葉県内に保護者と同居していること」が原則として定められています(参考:千葉県総合教育センター)。
もし保護者から一人暮らしの同意があったとしても、認められない可能性が高いでしょう。
私立高校に関しては、学校によって独自の条件を定めているので、一人暮らしが許される高校もあるかもしれません。
ただし、一人暮らしを認めている高校の方が珍しく、数が少ない傾向です。受験前に必ず問い合わせておきましょう。

さまざまなハードルがある高校生の一人暮らしですが、現実ではどのくらいの割合がいるのでしょうか。
これらの割合を調査している機関は見当たりませんでしたが、令和2年の国勢調査で18歳未満の単身世帯数を見つけました。
18歳未満の単身世帯の数は、7,995世帯です。
これには高校への進学はせず、働いている未成年者も含まれています。
高校生の一人暮らしは割合で考えると、ほとんど0%に近い数値で、非常に珍しいことがわかります。

高校生の一人暮らしが珍しいとしても、どうしてもしなくてはいけない状況もあるかと思います。
そんな時、どうしたら良いのでしょうか。
次は、高校生が一人暮らしを始めるための手順についてご紹介します。
そもそも高校側が一人暮らしを認めていなければ、入学取消しや退学などの厳しい処分を受ける可能性が考えられます。
まずは希望する高校または通学中の高校の規則を見て、一人暮らしが可能かを確認しましょう。
私立高校の場合、たとえ規則で決まっていたとしても、事情によって考慮される可能性もあるかもしれません。
信頼できる教員に相談するのも一つの方法です。
次に、高校生が一人で入居できる部屋を探します。
例えば、学生マンションのように、学生のみが住める物件があれば、比較的契約がスムーズに済みます。
高校生でも入居できそうな物件を見つけた上で、手続きを進めていきましょう。
部屋が決まったら、契約に進みます。
一般的に賃貸契約には、敷金、礼金、仲介手数料など初期費用が必要です。
賃貸契約の初期費用は物件によって異なるため、部屋を選んでから詳細がわかります。
契約後、スムーズに支払いできるよう準備しておきましょう。
契約日当日は、保護者と一人暮らしをする学生が契約に立ち会います。
入居審査を通過し、準備期間が終われば、鍵の引き渡しとなります。

高校生が一人暮らしを始めるには、いくつかの注意点があります。
最後に、一人暮らしを始める前に確認しておきたい注意点をご紹介します。
一人暮らしは初期費用だけでなく、毎月かかるお金も自分で管理しなければいけません。
高校生の一人暮らしでの生活費についての調査はありませんが、大学生の一人暮らしでは毎月131,710円が必要と言われています(参考:全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査の概要報告」)。
生活費で最も大切なのは、家賃と光熱費です。これらの支払いが滞れば、部屋の退去や電気が止められるなど、生活が成り立たなくなります。
また、食費に関しても節約し過ぎると健康に悪影響です。
毎月、月初めなどにどのくらいのお金がかかるかを予想し、計画的に使うことを心がけましょう。
毎日生活をしていれば、予想しない部分で高額なお金がかかる場合もあります。
その時に対応できるよう、ある程度の貯金も必要です。
高校生が一人暮らしをするにあたり、急な体調不良やケガなど緊急時の対応も考えなければいけません。
例えば、インフルエンザなどで寝込んだ場合、一人暮らしをしていると何かと不便です。
万が一の時にどのような対応をとればいいのかを、事前に決めておくことが大切です。
一人暮らしをする物件を選ぶ際には、治安の確認が欠かせません。
特に女性の一人暮らしは大人であっても注意が必要であり、ましてや女子高生の一人暮らしとなると、細心の注意を払う必要があります。
例えば、近隣に不審者情報はないか、人通りが極端に少なくないか、見通しが悪い場所はないか、夜間に街灯が少なくないかなどです。
周囲の治安状況を調べた上で、物件を選びましょう。
最近では、女性限定のマンションなどもあり、安心して一人暮らしができる場所もあります。
高校生の一人暮らしで最も注意すべき点は、規則正しく健康的な生活が送れるかです。
一人暮らしをしていると、不規則な生活をしても咎める人はいません。
昼夜逆転など生活が乱れる可能性があります。
また、友人のたまり場になれば、さまざまなトラブルに発展してもおかしくないでしょう。
そもそも自分の子どもが一人でも自己管理できるのかを、保護者側が見定める必要があります。
今回は、高校生の一人暮らしについて、割合や始めるまでの流れ、注意点を解説しました。
高校生の一人暮らしは、法的には可能ですが、非常に少なく珍しいケースだとわかりました。
また、公立高校へ通う場合、ほとんどが規則で認められていません。
私立高校の場合は一部見つかるかもしれませんが、必ず事前確認を行いましょう。
高校生が一人暮らしできる部屋が見つかれば、保護者とともに契約を行います。
計画的な生活費の管理や規則正しい生活のために、お金の計算や家事などの生活力を身につける必要があります。
最初は戸惑いもあると思いますが、少しずつ慣れていけば、楽しい一人暮らしが待っているはず。
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