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都市部を中心に、コロナ禍で一気に利用されるようになったのがUberEats(ウーバーイーツ)です。
そのUberEatsを支えるのが配達員の存在ですが、どれくらいの給料をもらっているかについて気になる方が多いはずです。
結論から言いますと、月30万円を稼ぐことは可能であっても、相当数の配達をしなければならないのが実情です。
本記事ではUberEatsの配達員の給料の話題を中心に、仕組みや実情などを解説します。
UberEatsの配達員はどのようにして報酬を稼いでいるのか、気になる方がほとんどではないでしょうか。
UberEatsの配達員は以下の報酬を1件ごとに受け取っています。
本項目は、UberEats配達員の給料の仕組みについてまとめました。
UberEatsのホームページでは、配送料の算出方法として「予定配送料」というものを挙げています。予定配送料は以下のもので構成されています。
基本金額は、1件の配送で得られる「配送料のベースとなる金額」です。
配送にかかる時間や受取場所、配達員の届け先の数などで決められるため、基本金額は毎回異なります。
例えば、遠い場所からの注文であれば、それだけ基本金額は大きくなるでしょう。
配達調整金額は、配達状況に応じて加算されるものです。
例えば、交通事情が悪くて混雑しているケースや商品の完成が遅いケース、配達員が周辺に少ない場合などで、基本金額とは別途に支給されます。
基本金額と配達調整金額をセットにしたものが、1件あたりの配送料となります。
プロモーションは、UberEatsのアプリ内で行われる配達員向けのキャンペーンです。
例えば、一定期間内に一定回数以上の配達を行うことで、特別ボーナスが出るといったキャンペーンが挙げられます。
また、場所によっては大量の注文があるため、注文を捌くためにピーク料金が設定され、通常より多額の配達料が設定されることもあります。
プロモーションはゲーム感覚で参加できるため、プロモーションが励みになる配達員も少なくありません。
チップは、注文者から商品代金とは別に受け取る報酬です。
チップは商品代金の5%や10%など決まった割合で支払えるほか、自由に設定することもできます。
チップの有無は注文者の任意のため、5%のチップを常に支払う人もいれば、一切支払わない人もいます。
アプリ経由では注文額の2倍までのチップが払える一方、手渡しで商品を受け取る際は上限がありません。
理論上、手渡しであれば高額のチップも可能です。
UberEats配達員は配送料やプロモーション、チップをもらいながら配達を重ねていきます。
UberEats配達員はどれだけの給料をもらえるのか、誰しもが気になるところです。
本項目では給料の額面について解説します。
1回あたりに受け取れる配送料はおおよそ500円前後とされ、1時間あたり3回ないし4回運べることから、時給1,500~2,000円前後と仮定できます。
例えば、1日8時間稼働すれば、12,000~16,000円程度になる計算です。
週5日稼働すれば毎週6~8万円、月20日であれば24~32万円になります。
月30万円超えはあくまでも配送料1件500円、1時間4件の配送、月20日の稼働で実現できる数字です。
一方で最近は配送料が下がり、1件あたりの金額が300円のケースが増えたと言われています。参照:現代ビジネス
配送料1件300円とした場合、1時間4件の配送だと時給1,200円、1日9,600円となり、月20日で20万円も稼げません。
たとえ、プロモーションなどがあってもなんとか20万円を超える程度となります。
UberEatsの配達員が受け取る給料が下がった要因として、「報酬アルゴリズム」が関係しています。
UberEatsでは、配達員の報酬をアルゴリズムで決めており、配達にかかる時間や距離、注文数などに応じて決めているのです。参照:乗りものニュース
以前は商品の受取や走行距離、受け渡しに応じて基本料金が設定されており、稼働に応じた給料がもらえました。
アルゴリズムが変わったことで、実際に報酬がいくらになるのかは、注文者が現れた時点で決まる形となったため、報酬が下がったと感じる配達員が出てきたと言えるでしょう。
一見すると、月20万円レベルの収入でも問題はなさそうですが、UberEats配達員は給料以上にキツさがあり、大変と言われています。
例えば、自転車で配送をする場合、夏も冬も自転車を漕いで配送するため、体力勝負となるのです。
雨の日も雪の日も場合によっては稼働するため、想像以上に疲弊するほか、うっかり転べば商品が台無しとなるため、クレームになってしまいます。
ラーメンなどの汁物を運ぶ際には細心の注意を払うほか、夏場にアイスなどの冷たいものを運ぶケースや冬場にアツアツのものを運ぶ場合なども苦労するのが実情です。
何よりも、注文件数に左右されやすく、収入が不安定になるのがキツいと言われています。
常に一定の配送料ではない分、今までの収入が明日以降維持されるとは限らないのも、配達員のキツいところです。
最近になり、UberEatsに関して、「なかなか届かない」などの問題が起きています。
これはUberEatsの配達員が受け取る給料が下がり、なかなか稼げなくなっていることが背景に挙げられます。
本項目ではUberEatsの配達員の給料が下がることで生じる影響についてまとめました。
UberEatsの配達員は効率よく稼いで、1件でも多く配達をしようとします。
特に1件当たりの報酬が下がったことで、より効率よく、できれば近場の案件を受注しようとする配達員が増えたことで、配達を拒否する動きも出てきています。
その結果、UberEatsの利用者は注文したのになかなか料理が届かないといった状態になり、サービスの質が落ちているという報道もある状況です。参照:BusinessJournal
また、UberEatsに限らず、複数の配達サービスを掛け持ちするケースも多く、その時に報酬の高い案件を選ぶこともあります。
給料が下がってしまうことは利用者にとってもいいことではないと言えるでしょう。
UberEatsは都心部だけでなく、地方でもサービスが行われています。
地方の場合は車もしくはバイクでの配達が必須で、ある程度遠い距離での配達を視野に入れる必要があります。
ガソリン代などは経費となるものの、その分が報酬として上乗せされるわけではないため、自転車の方が稼ぎやすいと言えます。
また車での配達は営業ナンバーの取得を始め、小回りがきかなかったり、一方通行などの制限がある場合もあるでしょう。
ガソリン代などがかかり、それでいて報酬も上がらないとなると、地方における配達員のなり手は減りやすくなると言えます。
生活保護から脱却するためにUberEatsの配達員になり、無事に脱却できた方もいます。
UberEatsの配達員は自由に働ける分、精神疾患を抱える方なども取り組みやすい仕事です。
一方で、体力面のキツさや収入の不安定さなどもあるため、10年20年と続ける仕事ではないとも言えます。
将来的な夢や目標、当面の資金作りなど何かしらの目的をもってUberEatsの配達員を行うのがおすすめです。
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