事故物件に住むのはやめたほうがいい?その理由と意外なメリットもご紹介!

不動産を調べていると、よく目にする「事故物件」という言葉があります。

「怖い」「できるだけ避けたい」と考える人が多いでしょう。

逆に、事故物件でも良い条件なら住みたいと考える人もいるかもしれません。

今回は事故物件に住むのはやめたほうがいい?その理由と意外なメリットをご紹介します。

事故物件が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

事故物件とは?定義が気になる

そもそも事故物件とは、どのような物件を指すのでしょうか。

国土交通省のガイドラインによると、「自然死や不慮の事故以外の死、または特殊清掃が必要となる死」が起きた物件を事故物件と呼びます。

これらの物件には、告知義務が課せられています。

賃貸契約の場合、亡くなってからおおよそ3年経てば、告知義務が消滅します。

売買契約の場合、告知義務は一生なくなりません。

例えば、多くの人の記憶に残る残虐な事件が起きた場所であれば、たとえ年月が経っていたり、取り壊したりしても、告知義務があると判断されるのです。

売買契約のほうが、動く金額も大きいため、告知義務が厳しいと推測できます。

事故物件に住むのはやめたほうがいい?その理由とは?

事故物件といっても、人によっては「住んでもいいかも」と思う人もいるかもしれません。

しかし、ネット上では「やめたほうがいい」との声が多数上がっています。

次は、事故物件に住むのはやめたほうがいいのか、その理由を解説します。

精神的ストレスが大きい

1つ目の理由は、事故物件に住むことで精神的ストレスが大きくなるからです。

些細な物音で怖くなったり、嫌なことが続くと物件が原因かもと考えたりする可能性があります。

霊感がある場合は、体調を崩してしまう人もいるでしょう。

また、告知義務で聞いた時はあまり気にならなかったのに、近隣住民から生々しい話を聞くと、精神的ストレスが増加する可能性もあります。

どのような事件があっても全く気にしない人であれば良いですが、少しでも気にする性格の人は、事故物件を選ばないほうが無難でしょう。

ネット上に事故物件として投稿されている可能性がある

事件や自死があった物件は、インターネット上に事故物件として投稿されている可能性があります。

有名なサイトは「大島てる」です。

自分の住む家がインターネット上で事故物件だと公開されるのは、気分が良いものではありません。

友人や知人に調べられる可能性もゼロではなく、これもまた精神的ストレスに繋がります。

イタズラされる可能性がある

インターネットで事故物件とわかることで、イタズラの対象になる可能性もあります。

例えば、肝試しなどのために、敷地内に侵入するなどです。

さらに、事件関係者から嫌がらせにあうなど、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。

近所の人からの視線が痛い

事故物件は近隣住民に広く知られた存在です。

特に、殺人事件があった現場など、警察が出入りする物件であれば、詳細を知る住民も多いでしょう。

一般的に事故物件に住みたがる人は少ないため、「あんな場所に住むのなら変わった人だ」と噂される可能性もあります。

すぐに引っ越す予定の賃貸であれば、気にならないかもしれませんが、長期で住む予定、または購入する場合では、大きなデメリットとなるでしょう。

更新時に家賃が上がる可能性がある

事故物件は相場より家賃が安く設定されていますが、時間が経つにつれて、家賃金額が相場に戻る可能性があります。

つまり、更新のタイミングで家賃が上がるかもしれないのです。

しかし、家賃の値上げは、貸主と借主の両方に同意が必要です。

そのため、勝手な値上げはできず、借主側が拒否することもできます。

ただし、無視してはいけません。話し合いの上で、解決しましょう。

事故物件に住むメリットは?

事故物件には、数々のやめたほうがいい理由がありました。

ここまで読み進めて、事故物件はやめようと思った人も多いでしょう。

しかし、一方で事故物件に住むメリットもいくつかあります。

最後に、事故物件に住むメリットをご紹介します。

家賃が安い

事故物件に住む大きなメリットは、家賃が安いことです。

賃貸では、50%ほど安くなる場合もあります。

他殺なども大きな事件であれば、80%ほど安くなり、破格ともいえるでしょう。

あまり安くなっていない場合でも、交渉次第で家賃を下げれる可能性があります。

また、売買物件であっても、30〜50%ほど安くなるといわれています。

リフォームされている場合が多い

事故物件は、特殊清掃では消えなかったシミや臭いを消すために、リフォームされている場合が多いです。

つまり、綺麗な部屋を安く借りられるのです。

通常、リフォーム物件は普通の物件より割高なケースが多いですが、リフォーム済みで格安の物件に住めることは大きなメリットといえますね。

条件が良い物件でも空きがある可能性が高い

事故物件は、前述したように家賃が安く、リフォームしていても空きとなっている可能性が高いです。

また、好立地の物件でも事故物件はなかなか埋まりません。

それだけ多くの人が避けるという意味ですが、全く気にしない人にとっては魅力的な掘り出し物件と思えるでしょう。

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まとめ

今回は事故物件に住むのはやめたほうがいい?その理由と意外なメリットをご紹介しました。

やめたほうがいいといわれる理由は以下の通りです。

  • 精神的ストレスが大きい
  • ネット上に事故物件として投稿されている可能性がある
  • イタズラされる可能性がある
  • 近所の人からの視線が痛い
  • 更新時に家賃が上がる可能性がある

そして、事故物件に住むメリットは以下の通りです。

  • 家賃が安い
  • リフォームされている場合が多い
  • 条件が良い物件でも空きがある可能性が高い

まとめて見ると、やはりデメリットのほうが大きいことがわかります。

しかし、全く気にしない人にとっては、メリットも魅力的です。

さまざまな視点から検討して、物件を選ぶようにしましょう!

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